5.0
作家さん買いだったんだけどハマってる
えっちした後はマッパになって歩きたい真悟と今一番人気な若手俳優賀神圭一との恋第一弾
真悟はネコ科人間の家ネコちゃんだった。
そして過去に何度も人間に捨てられているため、人を信用していない。
そんな真悟だったがいたく気に入ってしまった賀神はマタタビを飲ませて失神中にエッチを決行する。
これって強・姦!!!
その上、攻めだった真悟をいとも簡単に(そりゃ気を失ってるんだから当たり前か)抱いてしまう。
そう、賀神はネコ科の中でも強いヒョウだった。
そのえちシーンが結構激しめなんだけど汚らしくない。
左京亜也さんの絵ってほんと綺麗。
左京さんが描く男性は完全に私のド真ん中なんです。
最初のえちシーンが終わった後、真悟が黒猫になるんだけど、それを愛おしそうに見つめる賀神の顔が何ともせくしーでこのシーンが大好き。
再会したあとは真悟も賀神もお互いに相手に嵌っていく。
エッチだけじゃなく、真悟の生活の中に賀神はどんどん侵食していく。
これは愛情?
それともただセッ・ク・スの相性がいいから?
私は心がお互いを惹きつけあってる気がしました。
だから二人に芽生えた愛情だと思っています。
少なくとも賀神は真悟が好きと伝えたし、心も身体も自分に向かせたいと思っているのでしょう。
でも、真悟は過去のことから賀神に心酔していくのが怖いんだと思う。
身体は溺れても心は持っていかれない様に必死に抵抗しているように見える。
心を預けてそれでまた、捨てられたら…
それこそが真悟の真意。本当は好きだけど捨てられたくない。
捨てないでとはもっと言いたくない。
でもそれってもう心が賀神に行ってしまってるってことだと私は思う。
ふふ、まさやんやだれとも分からない人にまでやきもち妬く時の賀神の顔が最高です。
このシリーズ全巻読むの決定ですね。
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