【ネタバレあり】バンビとドールのレビューと感想（17ページ目）

まさか、こんな深いい話とは！

ちいさな池の中から、水面を通して空を眺めるように、生きていた。どこか傍観者のように、本当の自分の居場所がないような心許なさ、それが、自分の人生なのだと思い込んでいた。
そんな主人公が、水底から顔をもたげ、たくさんの辛さも引き受けて、心に傷がついても、その心も一緒に乗り越えて、大切にしたい人としあわせな人生を歩み出す。
すごくさりげなくて、力強さをもらえるお話です。

施設で育ち、生みの両親も、本当の誕生日も知らない主人公が、訳ありの転校生との出会いから、葛藤し、成長して、本当の自分で生きる、と決めてゆく姿が心に響きます。

『生まれた日なんて本当はどうでもいいんだよ、きっと。
好きな人がいて
その人が自分この世に生まれてきて
目の前で生きているっていうことだけで、嬉しいんだよ。』

名言です。

泣きました…

もう何話目を読んでも、泣ける～(ToT)　ナンだろう久々に沢山泣きました。私の親友が施設育ちで、でも明るくて元気で、彼女も色々我慢したり無理してたから　ゆきの姿が余計に切なくて…　泣かずにいられませんでした。ハッピーに終わってくれて良かったです～

感動！

判美を音読みしてバンビのあだ名をもつ優秀で優しく可愛い優等生のバンビには実は捨て子という悲しい過去があり、貰われた家族に認めてもらいたい気持ちで優等生を演じて苦しむ中で行なっていたタバコ。。。
ある日秘密を持った転校生にタバコを見つかってしまう。
バンビも転校生の秘密を知り、お互いに最悪な第一印象から恋に発展して行くストーリーです。

すっっごく良かった！！

はじめは、頑張れゆきみ！って思いながら読みました。

ゆきみの抱えてるもの、そして、徹の背負っているもの、頑張って乗り越えて、未来に上手くつながっていく感じがとても良かったです。

文化祭の二人とそれをとりまく仲間たちのやりとりにはぎゅーんときました。

あと、徹の優しさにはもう、きゅんきゅんしっぱなしでした。

ジャケとのギャップ◎

ジャケを見ただけだとバタバタコメディ系の印象でした。今は大量に無料で読めるし簡単に読みやすそうだと思って読んで見たら、内容深いわ、主人公の事情は重いわで惹きつけられました。居場所がないと悩める時など読んでほしい。それぞれ事情は違えどそんな風に思い悩む時ってありますよね。大人も子どもも関係なく。ちなみに私はオバちゃんですが、徹の言葉に心揺さぶられてます。

予想をはるかに越えてました。まだ無料分しか読んでませんが。このお話のあらすじだけさらっと見ても興味はなく、レビュー高いから見てみようか、くらいの気持ちで読み始めたら、あらあら止まらない。
よくある恋愛マンガだと思っていましたが、中年のオバサンでも感動しております。
実際、施設で育った人たちからしたら絵空事なのかもしれませんが、そこはマンガの分としてご理解いただいて…。

作者さんの書く漫画好きです！
何だか子持ち！？とビックリで意外性がある作品でした。
違った目線から見るとまた面白いです。

私も星5個！！

他の方のレビューにもありましたが、本当にいいお話で、読みやすく、ハートフルな漫画です。
雷一が可愛くて、和三盆て何だ？？ッテ気になって、食べたら、雷一の笑顔を思い出して…(^^それから私も和三盆好きです(^^笑

一気読み。

初めからは想像できないドラマティックな展開で、ぱーっと読んでしまいました。
ただ、幸さん、
妊娠禁止されてるのに妊娠するのはあかんですよ。周産期医療を担ってる者として、母体死亡は本当に悔しいんです。 死んでもいいから子供を残したい、っていうのは、気持ちはわかりますが私は考え直して欲しいと思います。
まだ見ぬ子供より、長くよく知っている母体を重視するのは皆同じですから。
と、スレ違いの意見を述べましたがそれだけはどーうしても引っかかっりました！

キューってなります

タイトルやあらすじからは想像できないくらい素敵なお話です。

不覚にもいっぱい泣きました。

複雑な家庭環境のゆきみちゃんは、非の打ち所のない完璧女子だけど、タバコ吸っちゃってたり
事情を抱えた転校生のテツくんは高校生なのに父親だったり…

一つ一つの話の中に、名言や格言みたいなのもあり、まだまだ大人になり切れない高校生なのに、抱えてるものが大きすぎて、甘えることも出来ない…

そんな中で出てくる回りを囲む登場人物達がまた凄く良い‼

ライチくんもおばあさんもほのちゃんも、みんなが暖かくて…

テツくんのオヤジくさい言葉がまた心に響きます。
関西人らしい笑いもあるので、読みながらこっちまで笑ったり泣いたりできました。

気になった方は是非読んでみて下さい‼