【ネタバレあり】憎しみの代償のレビューと感想

ヒーローの血も涙もない非道ぶりは相当でした。亡くなったヒロインの妹が産んだヒーロー弟の子供を弟夫婦が当然引き取ると思っちゃうマヌケなのに。人の気持ちが全く分かってないヒーローにあぜんです。ヒーローへの嫌がらせの為に結婚の話を持ち出したのに受け入れられて慌てるヒロインですが了承します。ヒーローのお屋敷で一緒に住むようになってからヒーロー弟の女癖の悪さやヒロイン妹の嘘が分かり裏切られた気になりましたよね。でも全てはヒーロー弟の情けなさが引き起こした事でした。

ヒーローとヒロイン

最終的には結ばれたけど、悪どい弟は謝罪も反省もせず。こんな奴が義弟になるって！一生の付き合いになるって！とあまりスッキリしませんでした。

ヒーローの弟が最低！

ヒーローは弟の子供を産んだヒロインの妹とヒロインをお金目当ての強欲姉妹と罵り続けた挙句に、出産でヒロインの妹が死んだ後にDNA鑑定で血縁が発覚すると甥の親権を奪おうとします。真実は、ヒーローの弟が妻子のある身でありながらヒロインの妹と結婚の約束をして一緒に暮らし、子供まで作ったのに身重の彼女を捨てて妻子の元に帰り兄であるヒーローに嘘をついたというもの。ヒーローがヒロインを愛してしまい、弟に真相を話されて、ヒロイン姉妹にした数々の嫌がらせの償いを一生させて欲しいと言ってのハッピーエンドはモヤモヤ感満載です。結局弟は、自分の愛人の死にも自分の嘘と子供への責任も何の償いもしません。弟の嘘に振り回されたとはいえ、身重の妹をこれでもかっ！というくらいに苦しめて、絶望の中で出産して死んでしまった妹のことを思えば、ヒーローを愛することは無いと思います。後味の悪い話でした！

うーん

妹、、、
彼兄に呼び出されて随分傷ついてたけど
無邪気で幼稚な姉不幸もの
彼兄に言われても仕方がない
命をかけたのが唯一の救い

事実を言わない妹と妹彼に
振り回された姉・彼兄

この方の作品にしては
もやもやだらけでした

うーん

ヒロインの妹に全く共感できない。子供の実の父親は最低すぎる。成長して実の両親を知ったら、、、という気持ちになるくらいあっさりとその下りをながされたかんじで、話が残念です。

コーリが残した子供のためだけに復讐して結婚するのはどうなんだろう？そして展開が早くて弟夫婦の釈明も軽い感じであっさりと流す感じがします。