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前作「朱鷺色三角」をベースにした青春劇です。バスケ話が中心ですが、スポーツ話だけではなく人種差別や恋愛、家族愛、色々描かれた大作。朱鷺色三角とは雰囲気が少し異なりますが、どちらも大好きです。
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前作「朱鷺色三角」をベースにした青春劇です。バスケ話が中心ですが、スポーツ話だけではなく人種差別や恋愛、家族愛、色々描かれた大作。朱鷺色三角とは雰囲気が少し異なりますが、どちらも大好きです。
前作「朱鷺色三角」とはカラーが変わったお話です。
アメリカの階級意識、有色人種に対する差別、残酷な暴力描写など、正直戦慄するシーンもありますが、それを凌駕するくらい面白みのある大好きな作品です。
大人になって読み返してみて、改めて味わい深いお話だと実感できました。
主人公のりんが馴れないアメリカのバスケット生活の中で落ち込みながらも、周りに助けられて成長していく話です。
周囲の友達やヒロインの義理の兄などかなりの面白い役柄が出てきますが、私は主人公の兄のれいが好きです。だから、最後には蕾とくっついて本当に良かったなあと思います。オススメです。
とても大好きな話です。
日本よりも主人公がのびのびしてていいです。
最後ハッピーエンドで嬉しかったです。
朱鷺色三角の続編なのに、アメリカバスケ、青春編!異世界、異文化にドキドキしながら読んだ、あの時代が懐かしい!あの頃はまだアメリカなんて夢の国でした。
登場人物が全て魅力的なのと、これ以前のストーリーでは超能力と青春漫画だったのですが(そんな簡単にまとめる内容ではないのですが)今度はスケールが大きくなって、大陸にわたり人種差別や自身の成長、超能力一族としての終着点などを感じました。りんがまさか日本人じゃない人と恋をするとは驚きで、それもまた本当にびっくりしました。何度も読みたくなる作品です。
今見ると絵が凄く古く感じますけど、内容は素晴らしい作品です。
前作は孤島で自身の出生に関することや葛藤がありましたが、こちらは新天地で自分の力で運命を切り開いていく物語です。
朱鷺色三角の続編ですが、ほぼ霖のアメリカバスケ修行がメインなので、前シリーズの超能力や一族の妄執やらは表にほぼ出てきません。そっちの期待はしないほうが良いです。でも、バスケともう一度向きあう決意をした霖が、文化の違いや人種差別などに直面しながら成長していくところは応援したくなりますね。アメリカの学校の仕組みなど、リアルに書かれる部分は留学に憧れる子達の参考になりそう。
そして日本では天才と言われた霖が、バスケの本場で出会う真の天才プレイヤー。彼がまたとんでもないやつです。彼は天才がゆえに、色々闇を抱え真の理解者がおらず、自分と張り合えるライバルに飢えた男。彼との対決やエンディングでの彼らの関係が、感動します。零治と蕾のその後も意外性ありですよ。
子供のころ読ませて頂きました
大体続編は尻窄みで面白くないと言われていた時代にわたしの回りでは珍しく続編のこちらの作品の方が人気でした。
「どうして私だけこんなに黒いの?」
「どうして俺だけこんなに白いの?」
の思い出話のシーンは、子供心に深く染み込みました。
トキイロトライアングルと繋がってて、面白いのです。アメリカの高校生活の話でもあるから、力を使わないでって、好きな漫画です。