ヨコハマ物語 夢草紙―明治編―

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あらすじ

明治8年、11歳の卯野(うの)は横浜の貿易商叶屋(かのうや)にひきとられ、同い年の万里子(まりこ)と出会った。青く広がる海、ハイカラな風物、異人さん、新しづくめで未知への夢がふくらんだ。文明開花期を生きる2人の少女の青春を描く一大ロマン!!

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  2. 051話 コメント1
    第51話
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みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    懐かしくて大好きな作品

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    小さな頃大好きだった漫画です。
    簡単に言うと〔風と共に去りぬ〕の設定に少し似ています。
    ワガママ放題のお嬢様マリコとそれに仕える同い年ウノ、2人の少女が主人公。
    それぞれ厳しい現実と立ち向かいながら、本当の愛を得るまでの話です。
    出てくる男性キャラクターも魅力的です。
    2人の少女の恋愛模様が同時進行で見られますが、私は主にマリコの話が大好きで、
    長い間憧れた優しい幼馴染しんさん、そして強引で気性の激しい自分とよく似た男性竜介、2人の間で揺れ動きます。
    竜介の深い愛情に気がつかず、政略結婚してからも2人はすれ違いばかり。
    お互い本当の気持ちに気づくまでがとてももどかしくて夢中になって読んだ記憶があります。
    全部で8巻ですが、きれいにまとまっていて、読み終わった後は秀逸な歴史ドラマを見たかのような満足感。
    これ、ほんとにドラマにしたら面白いだろうなと昔から思ってます。
    明治時代、政略結婚からの本当の愛、など好きな人は絶対損しません!

    • 38
  2. 評価:5.000 5.0

    朝ドラにしてほしいなぁ。

    大和和紀先生の代表作「はいからさんが通る」「ヨコハマ物語」「N.Y小町」どちらも 天真爛漫な女の子が出ています。
    舞台も同じ、文明開化の明治時代をテーマにした世界観が なんともいえません。

    天真爛漫な女の子に振り回されて 悩む男性キャラが いい味しています💚。
    本当に 面白くて、 もっと 皆様に読んでもらいたいです。
    好きな漫画です。

    by ポゥ
    • 17
  3. 評価:5.000 5.0

    NEW
    大和和紀さんの作品で一番好きかも

    ネタバレ レビューを表示する

    リアルタイム連載を読んでた世代。明治から大正にかけての物語で、とにかく時代考証がしっかりしています。安定した画力が素晴らしい。物語のプロットはまんま「風と共に去りぬ」。スカーレットは万里子、レットは甲斐、メラニーがお卯野で、アシュレイが森太郎。万里子ははねっかえりのお転婆娘というだけで、内面はとても心の優しい女の子です(スカーレットのような境界性パーソナリティ障害的なキッツイ女ではありません)。長い髪に大きなリボンをいくつも結んだ振袖姿、学校に通う時の袴姿、そして鹿鳴館デビューのロープデコルテ姿、本当にお人形さんみたいな美しさ。大和和紀先生が描く美少女の中でも、万里子はベストワンではないでしょうか。好きな男の子には超ツンデレなとこがまたカワイイです。大好きな森太郎には意識しすぎてうまくコミュニケーションがとれなかったり、「素直で誰からも愛されるお卯野が羨ましい」と1人でモヤモヤしたりするとこがまた、甘酸っぱい思春期の悩み全開です。
    物語は、風来坊の船乗り・甲斐が成功してヨコハマに凱旋し、万里子にプロポーズするあたりから急転直下。万里子の父親が不慮の事故で亡くなってしまうのを皮切りに、運命はどんどん予想もしない方向へと転がり始めます。家のために、万里子は大嫌いな甲斐と結婚しなくてはならないところまで追い詰められてしまいます…が、ここが萌えポイントで、成り上がり者の甲斐は万里子にベタ惚れなのです。ほとんど凶暴とさえ言える激しい愛なのですが、粗野な男のくせに、ちゃんと紳士。嫌がる万里子さんに夫婦の営みの強要はしません。(ファーストキスは奪われちゃいます。今まで感じたことのない感覚に万里子さん一瞬めくるめく→すぐに正気にかえり甲斐をひっぱたいて追っ払う→「このままじゃヤバい」と泣く)。
    甲斐は万里子が「自分が叶屋の立て直しをしたい」と懇願すると反対しません。ちゃんとした家の奥方様、しかもこの時代の女性が商売の陣頭に立って仕切るなんて夫の恥とさえ言われかねない時代です。が、甲斐はむしろ「あんたには向いてるかも」と言ってくれます。惚れた弱みで好きにしなさいと甘やかしてるわけではなく、万里子の才能を見抜いて「やってみろ」と挑戦させてくれるんですね。この後万里子さんが赤字解消のため、売るに売れない難しい中途半端な積み荷の売り方を思案するところがワクワクして面白かったです。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    一番好きな作品!

    ネタバレ レビューを表示する

    大和和紀さんの漫画の中で、一番好きな作品です。
    いなかで育ちで孤児となった娘と、横浜の富豪の娘の数奇な運命が、ハラハラドキドキさせてくれます。
    舞台はアメリカにも及び、なかなか壮大なスケールで、ドラマ化か、映画化してくれないかなぁと、切に思います。
    骨太でとても読みごたえのある作品で、何度読んでも胸がいっぱいになる名作だと思います。

    • 10
  5. 評価:5.000 5.0

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    はいからさんが通る、も楽しくてコミカルながら少女漫画の王道漫画ですが、こちらは大河ドラマのような作品です。
    身分の違う2人の少女の愛と人生の物語。
    とってつけたようなワガママなお嬢様マリコ。実は愛情も優しさも深い女性。
    卯野はマリコの陰に隠れて地味に?控えめに?見えるけど優しく芯の強い女性。
    このマリコが竜介を庇うシーンは何度読んでも衝撃。
    ベタでもやっぱりジーンときます。
    最後に、卯野が森さんと結ばれるのはなんとなく、性格が悪いわけじゃなく、でも、ちゃっかり収まるとこに収まったのね、とやや意地悪な見方をしてしまうのでした。

    • 4

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