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おぉ!まさかこの作品が読めるとは。
大和和紀先生の作品が好きだったので、ここでも大和先生を中心に読んでいたら…。これ大和先生の作品のなかでも、マイナーな作品だと思うんですよね。でも、私は好きでした。また読めて嬉しいです。
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おぉ!まさかこの作品が読めるとは。
大和和紀先生の作品が好きだったので、ここでも大和先生を中心に読んでいたら…。これ大和先生の作品のなかでも、マイナーな作品だと思うんですよね。でも、私は好きでした。また読めて嬉しいです。
歴史が苦手だった私もはまってしまいました。登場人物や時代、ついつい調べてしまいます。この本読んでから歴史に興味が出たのを覚えてます。
子どもの頃に読んだマンガで、今でもよく覚えていました。大和和紀先生の絵が好きで、すごく印象に残っていた作品です。額田王の歌をこの後、気になって調べたりしました。
歴史物が好きなのと、あさきゆめみしで好きになった作家さんだったので手にとって読みました。
百人一首で知っていた額田王の話だったので、すんなり内容が入ってきました。
コテコテの少女漫画といった画風である。
これを私がコミックで読んだのは、
今から27年ほど前になるであろうか。
ストーリーは井上靖先生の『額田女王』を母胎とした翻案ものであろう。
中学二年の時に『額田女王』読んで
読書感想文を書いたら、国語科教師に
「ませ過ぎている」と言われた記憶がある。
今では懐かしい思い出だ。
コンパクトに幻想的短編にまとめてある。
額田が大海人皇子と契ったのが、
『額田女王』では白梅の苑だったのが、
この作品では白藤の苑になっていたりと、
ところどころに小さな脚色がある。
中大兄皇子がとんでもないアフロヘア
だったりするのが失笑を禁じ得ない。
構成は良いが、
大和先生のオリジナリティーがあまり発揮されていない作品であると思われる。