ホーリーランド
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あらすじ
”神代ユウは高校生だが、学校にも家庭にも身の置き所がなく、自分の存在を確認できずにいた。ユウはあるきっかけで、ボクシングのワン・ツーを覚え、夜の下北沢で狩りをする。ヤンキー狩りといっても能動的なものではなく、ヤンキーらにからまれ自分を守るためだったが、結果””下北ヤンキー狩りボクサー””の名をつけられてしまう。自分の居場所(ホーリーランド)を探して夜の街にいたユウだが、目的とは裏腹に事件はエスカレート、ついにはヤンキー達に差し向けられた柔道部の男とタイマンをはることになってしまう。自分の存在をかけたユウの戦いが今はじまる!”
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みんなのレビュー
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友情と成長の物語
苛められっ子だった主人公ユウが、独学でボクシングのパンチ(ワン・ツー)を覚え、
町の不良に絡まれた時に咄嗟に相手を返り討ちにしてしまう事が連続し、
『ヤンキー狩りボクサー』の噂が流れる
級友達はカッコいいよなー!と話していたが、ユウは自分だとバレないかヒヤヒヤする
結局不良達に顔バレして狙われるようになるが、色々な経験を重ねて身も心も強くなる格闘マンガ 兼 成長物語
他の方も仰るように、格闘技の技の説明が丁寧に入るので解り易い
でも本質はケンカではなく、いかにも汗臭い、男臭い話でもなく、無料分を読んで頂けばお解りかと思うが格闘シーン以外は劇画タッチでもなく、寧ろ丁寧で綺麗な絵柄でユウの成長をメインに描いていて読み易いので女性にも自信を持ってお奨め出来る
所々入る注釈から、作者も昔は相当“やんちゃ”だったのがよく伝わって来るw
ユウだけでなく、親友のシン&ショウゴ、ユウの憧れの存在マサキとその友達に、マサキの妹マイとその友達のメグ&カオリ、かつて戦った後に親しくなれた様々な相手…個性的で素敵な人達が沢山沢山出て来る
彼等に助けられ身も心も少しずつ強くなって行き、大切な存在…自分の居場所や友達、恋人などを全力で守る男に成長して行きます
マイナス1はユウの性格がウジウジし過ぎてて自分の気持ちしか考えない時が多いのが少々イラつくのと、 手書き台詞が小さくて見辛い事、
マサキ&マイの伊沢兄妹の両方を「伊沢さん」と呼ぶので混乱してしまう事(マサキは最初に「マサキでいいよ」とユウに告げたのにずっと「伊沢さん」と呼び、マイに向かってマサキの事を伊沢さんと言ったりもするので)、
最後の方に出て来る後輩の苛められっ子が『虫』と呼ばれているのがWeb小説『絶望の世界』のイメージしか浮かばない事、
油断していたとは言え、殺気を感じ取る事も出来ず、喧嘩で勝った事など一度も無いような苛められっ子の突き出した刃物をあのユウが避けられずモロに喰らう違和感などが理由です
でも、涙あり笑いあり共感ありハラハラドキドキ、長いけれど先が気になって気になって一気に読んでしまった
ユウの成長も嬉しかったけれど、個人的にはマサキが立ち直れた事が嬉しかったな
ユウやマサキの心を救った土屋の人格者ぶりには読者も救われる部分が少なからずあるだろう
老若男女、読んで損はしませんよ!!by 匿名希望- 13
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5.0
無料分一気に読み終えて、今少しずつ課金しながら読み進めています。とにかく面白いです。いじめで不登校になっていた主人公が、本でボクシングを学んで、町の不良たちとストリートファイトを繰り広げながらどんどん強くなっていくと言うストーリーです。いじめにあっていて、急に強くなったら加害者に仕返しに行ったりしそうなもんだけど、そういうことを考えもしない純粋で一生懸命な主人公ユウの人柄のせいか、闘った敵とも友情関係が芽生えたりします。自分の居場所を求め探して夜の町で闘うユウは、最後はちゃんと居場所を見つけられるのか気になります。この作品を読んで大分古いけど、あしたのジョーを思い出した。ジョーは路上の喧嘩屋から、ボクシングを学んでプロのボクサーに成長を遂げた。ユウは真逆でボクシングを学んで路上のファイターに。話数を見ると完結までまだ先が長いので、このまま堕ちていかないよう汚れないよう見守りながら読みたい。この漫画おすすめです。
by おばさんM- 2
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5.0
学校にも家にも居場所がなかったユウにとっては、例え恐ろしくても夜の街でケンカをしている時が生きている実感を味わえたのでしょうね。
不良たちの一人を大勢で狙う卑劣さや陰湿さには辟易するものの、作品全体が透明な静寂に包まれている感じを受けるのは、主人公のユウを始めとする10代の少年たちの不安定な中でも自己の内面と向き合う姿が丁寧に描かれているからでしょう。
作者さんの格闘技に関する知識も素晴らしい作品です。by からすやま- 1
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5.0
武の神に愛された少年の物語。
武の道に入るのは簡単ですが。
武の神に愛されるのは難しい。
空手を嗜む身としては羨ましく眩しいストーリーです。
武の道を大雑把に言えば、基本の技を体に覚えさせて初心、染み込ませて中級、馴染ませて上級、正確に扱えて初段、組み立てられて中段、正しく伝えられて上段、無心で扱えて達人、という非常に長い道程です。愚直な努力は誰でも出来ますが、継続困難となる怪我をしないという才能は神から賜る以外に得る事は出来ません。
作者という神が与えた才能を生かして理想を追い求める少年のひたむきさと、関わるキャラ達が織り成す人間模様は一読の価値があります。
現実味の乏しい過程があったりしますが概ね理に叶っていますし、フィクションを楽しませる演出としてよく考えられていて、作者さんは武道を良く知っているなと驚かされます。何かやってんじゃないですかね。
技術的な苦言を呈するのは大抵が未経験者なので間違ってますし、もしそういうのを見掛けてもシカトして純粋に楽しんで下さい。
オススメの作品です。by ふらいぜず- 1
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5.0
熱い!好き!
不良モノ漫画ですが、ただのバイオレンスではありません。
強さという確固たるテーマで、主人公とともに幅広い格闘技の技を真面目に検証しながら、心身の成長を疑似体験することができる、良い作品だと思います。
各格闘技のなんとなくの知識を得ることもでき、作者の真面目さや信念が感じられます。
はじめは恐ろしくめちゃくちゃな不良少年たちが、付き合ううちに人間味を帯び、可愛らしくさえ見えてくるのは、作者の人柄によるものでしょうか。
この作品中の友情も素晴らしく、読む人に希望を与えてくれます。おすすめです。by ハモン・ラル- 1
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4.0