【ネタバレあり】ヘルタースケルターのレビューと感想

やはり

この作品は確かに映画化してもいい作品だわ。キャラクターもものすごくクセが強くてセリフも何か強く入ってくるかんじ。

映画を観た時も衝撃でしたが、原作も気になり、読み進めています。
人の機微が繊細にしっかり描かれていて、岡崎さんの絵がさらに訴えてくる感じがします。

さすが

映画になるだけのストーリーですが、コミックだから描けた世界観があるなぁと思う。より切な込み上げるのです。

綺麗な自分を造る為に始めてしまった美容整形・・・
華やかな世界の闇を知ってしまった❗
リリコに感情移入してしまいました。

こわい！！

完璧な美を追い求め、全身作り物になったリリコが徐々にその美貌が崩れていく恐怖に襲われる…。いろいろこわすぎる〜！笑

欲望の果てに見えるもの。

そういうテーマを描かせたら、天下一品の、岡崎先生。
しかも、それは誰でも身近にある世界で。
先生の作品は大好きで、一番好きなのが「Pink」ですが。
この作品は、Pinkにも似てるなぁ、と感じるところがあります。
岡崎先生の健康回復をお祈りしています。

映画のイメージとちょっと違いました。絵があまり好きなものじゃなく、読みにくいです。映画ではおばちゃんだったような人も若かったりびっくりしました。

面白い

実写映画化された作品です。全身整形のりりこの人生を描いています。すっごくきれいだけど、中身はかわいそう....こんな人生送りたくないな...って思う

現実的？？

他の方が書かれているように、絵は雑で見にくい部分もありますが。
内容の怖さと残酷さが、その絵とのギャップゆえに際立つ感じというか。
これが日常茶飯事だとしたら、怖いなー芸能界。

完璧な自分の姿や求めらる自分を追求していくと壊れて破綻していくのだろうなと怖くなりました。強くも弱い主人公にエールを送りたい気持ちです