【ネタバレあり】うらめしやのレビューと感想（8ページ目）

面白いです！！
無料につられて読み始めましたが、ただの霊や妖退治の話かと思いきや、人間の愚かさ、優しさ、哀しさなどを描いていて読み応えが凄い！

この作者の作品は色々読みましたが、この作品が1番好きです。
お妖と佐治は本当にお似合いで、見ていて飽きません。
天狗に連れ去られて戻ってきた光太郎が急に成長していて、佐治同様に私も幼い頃のかわいい光太にもう会えないかと思うと寂しかったのですが、16歳の光太にも慣れてきてしまいました。笑
特にvol43.光の呪文という話が心に沁みて良いお話でした。

大人から子供まで楽しめる

子供のころ地方のおみやげ屋さんに売っていた日本の怖い昔ばなしを読んだのを思い出してなつかしい気持ちになりました。
お妖さんの凛々しい感じも好きだし佐治さんのお料理がおいしそうです。
このコミックはホントにみんなに読んでほしいと思います。

読切タイプが嬉しい

数話読切タイプなので、少し間を置いてもわかるのがいい。いつの時代も、普通とちがうと思われると生きづらい。差別のない、世界は難しい。

昔読んだー、また見られて懐かしい

読んでも読んでもおもしろい。
佐治の、お妖を想う気持ちが清々しい。
霊力があったら夏は怖いとか、いないはずのおじいさんがいるとか、最近はそんな話はないけど、やっぱりこの頃の昔の時代はおばけやいろいろなものが見えたのかなぁとか思います。

初め、表紙を見た時、幽霊や妖怪・呪いなど、怖いのかな…!?と思った。
だけど、人助けがあったり＆恋愛もあったり、
なかなか面白いかもと思って読んでます。

誰かを呪うとかではなくむしろ皆を助けてるんだね。
生きている人間も生きていない人間も。
そんな力を持ってるんだね。

お妖さんは、見た目がきれいなだけじゃなくて、この世に心残りを残して死んだ幽霊の心が見えて、その心が分かるから、深い優しさがある。そんなお妖さんに心底惚れてかいがいしく世話を焼いている佐治さんもかわいい

意外！

最初は怖い話かなと思ったのですが、だんだん 人情ものっぽさが強くなってきて、お妖と佐治の二人のコンビが見ていてとても楽しいです。

話がしっかりしていて読み応えがあります。お妖さんと佐治の出会い方も素敵だなと思ったし、途中で東火狐が仲間になるところも面白かった。江戸の雰囲気とか人々の暮らしとか随所に学びがあるところもいい。