3.0
まだジェンダーが意識されていない時代に思いっきり踏み込んでますよねー。さすが池田理代子先生。でもクローディーヌに救いがなさすぎるというか、悲しい結末なので星は3つで。当て馬キャラだと思ったローズマリーが結局1番彼女(彼?)を理解していて、心に残しているのが印象的でした。
by
あやややややのや
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まだジェンダーが意識されていない時代に思いっきり踏み込んでますよねー。さすが池田理代子先生。でもクローディーヌに救いがなさすぎるというか、悲しい結末なので星は3つで。当て馬キャラだと思ったローズマリーが結局1番彼女(彼?)を理解していて、心に残しているのが印象的でした。
池田理代子さんの作品を読みたくて気になり読みました。比較的短く読め、話に引き込まれました。ドラマティック。
・妻帯者のオッサンの癖に未成年の男の子に手を出すわ
次はその姉にも手を出して平然と不倫するわの
無神経なやりたい放題の挙句、自業自得で焼き殺されたクソ父。
・「女だから許してやる」と言いながら何の罪悪感もなく
妹が熱愛した女性を堂々と横取りする兄に、
兄妹どんぶりの果てにちゃっかり兄に乗り換えた図太い女。
なんか周囲の人間たちが酷過ぎて主人公が可哀そう。
ただ一人、性同一障害を理解してくれた幼馴染に至っては
主人公に全く顧みられず愛が報われることもなく
放火の巻き添え食らって顔に一生消えない傷跡が残って
人生まで狂わされてと踏んだり蹴ったりで更に救いがない。
鬱展開で気が沈むw