4.0
これも好きな作品でした
とにかく絵が綺麗でため息をつきながらページをめくっていました。また年月が経って見ると違った印象に見えるから不思議です。あの絵の繊細さは最近の漫画家さんでは中々出会えない。じっくり読み返してみたくなりました。
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とにかく絵が綺麗でため息をつきながらページをめくっていました。また年月が経って見ると違った印象に見えるから不思議です。あの絵の繊細さは最近の漫画家さんでは中々出会えない。じっくり読み返してみたくなりました。
初めはオスカルの少し庶民版、みたいな感じで読んだと思います。
よく分からないな〜で終わった記憶があります。オスカルみたいに地盤に歴史があるわけでもなく、性同一性障害自体、まだあまり認知されていなかったと思う。
読み返すと、重いし悲しいお話です。
漫画が世情を先取りしていることを表す作品では。
ベルバラを彷彿させるような設定ですがその近代版のようです。ベルバラ、オルフェイスに続き男装の麗人が主人公です。
昔の作品にこのようなものがあったんですね。オルフェウスや、ベルサイユのバラとかしか知らなかったので驚きました。時代の先ゆく目線ですごいなあ、、、
池田先生の描く男装の麗人の中ではクローディーヌが1番好き!
あまりに麗しすぎて、ため息が出てしまう。
オスカルよりもユリウスよりもいい!
でもあんなつまらない女にふられたくらいで死なないでよー
子供の頃、紙媒体で少し読んだ記憶がありましたが、途中まででお話があまり理解出来ずじまいでした。
今回、終わりまで読んでみる事ができて、クローディーヌの存在(生き方)は性同一性障害がテーマだったのかな、と初めて理解する事が出来ました。
40年近く昔、性同一性障害のデリケートな問題が世に知られる事もあまりなかったかと思います。
池田先生のこの作品は、時代の先取りですね。
しかし、ハッピーエンドがなかなかないのが池田先生の作風かと思いますが、このお話も終わりに救いがなくて、切ないですね。
性同一性障害のお話で、なんとも切ない話でした。ハッピーエンドじゃないところがいいのかもしれません。クローディーヌの美しさに魅了されました。
まだLGBDや性同一性障害が、夜に知られられず、認知も無かった時代に描かれた作品だという事が驚きでした。
もっと評価をされてもいいと思います。
昔読んだけど内容はあまり覚えてなくてもう一度買い直そうか迷ってるところです。全ての描写が美しいなあ。
性同一性障害ですね。美人で誰からも好かれる女性に成長しながらも心は男⁇何か信じられない話ですが、実際にいるでしょう。絵も綺麗なので古さは感じられるけどスラスラ読めました。この作者さんの作品はハッピーエンドにならないものが多いですが面白いと思います