みんなのレビューと感想「YASHA 夜叉」（ネタバレ非表示）

さすが吉田秋生作品

なんとなく…バナナフィッシュを思わせる作品だな〜と､物語に引き込まれていきました。初めて読もうとした時は難しくて途中でやめたのですが､再トライしてみたら…もう…なんか…物語に心全部奪われました。
しかも…途中でシンが出てくるから､涙が出てしまいました。アッシュを思い出してしまって…。
欲を言えば､シンがもう少し深く関わってくれたらなぁ〜と思いました。
吉田秋生作品は､人の心の光と闇を描くと天下一品。そして､意外と私は美少年たちのファッションも密かに好きです。
バナナフィッシュが私はいちばん好きですが…夜叉も静のずば抜けた反射神経にアッシュを重ね胸がドキドキでした。
また読み返したい作品です。

よかったです

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懐かしかったです。
この何気ない日常が話が進むに連れ、すごく尊いものだった…と、感じるぐらい凄惨なその後の話が続きます。
特に最後の方で短い時間ですが、ある人物と和解してからの話が号泣でした。

YASHAには続きがあり、その後の話があります。(主人公は変わりますが)
各キャラその後で、主に子供たちの話ですがそちらもオススメです。
めちゃコミになくて残念です。

前からじっくり読みたかった本

子供の頃に深夜ドラマ見て、
主人公役の俳優さんかっこいい！
と思った記憶が懐かしいです。
終始ドキドキする、展開が素晴らしいです。
昔って、BL入るとこうゆう絵だよね。‥とは思うのですが、内容の面白さにて、五つ星！
セイとリンの事を思うと、胸がぎゅっとします。
気になるのは十市が、絶妙なポジションにい続ける事。

あっという間に

あっという間に読めます。
展開が気になるので次々と最後まで読んでしまう。
話は内容が濃いので何度も読みたくなります。
クローンや遺伝子研究が進歩する今、あながち起こり得そうな話ですね。
もちろんこんなことが現実に起きてはいけないと思います。
実写ドラマ化されましたが細部までしっかりと映像作品には日本のドラマでは無理かもしれないですね。
やはり原作を読んでほしい。

大ファンです

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吉田先生の作品は古い物から最近の物、全て読んでます。
作風は時代に合わせ変わってきますが、芯は変わってないなぁ、と思ってます。
人間描写が本当に好きで、内容も現代の問題になるだろうという題材を書かれてるような気がします。
BANANA FISHから入りましたが、ストリートチルドレンが問題になったアメリカ事情に照らし合わせていたり、カリフォルニア物語では、同性愛者の問題を書いていたり、夜叉では、バイオハザード、海街ダイアリーでは家族の在り方とか……。
男女問わず読んで楽しめる作品を書かれてる漫画家さんで、やっぱり一番好きな漫画家さんだなぁ(∩´͈ ᐜ `͈∩)ﾎｩ…･*♡

泣きました……。

ふとしたことから読むようになり、読み始めると課金が止まらず。
登場人物は魅力的だし、TWINのふたりが……。静のファンが多いんだと思うし、静は好きですが、私は凛も好きです。凛のそばにいる三上尊も。ふたりでひとりの女を共有したり、ふたりがそーゆう関係という背徳的な部分にもひかれます。
あと、歪んだ愛情だったかもだけど、死んでからも、雨宮さんから想われる比佐子さんは、よっぽど魅力のある人だったんでしょう。静を覚悟を持って育てた人だし。
最後は泣きました。本のほうも欲しいなあと思いました。
(続編である『イブの眠り』もよかったです。)

これはコロナを予見していたのでは…

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CKVがコロナに重なってしまって、吉田先生まさか予知していたのでは…と思ってしまう。
静がいたらコロナもワクチンがすぐ出来たかも❗️
人間ドラマ的にはbananafishを彷彿とさせる。静と十市がアッシュとエイちゃんに重なる、二人とも幸せになって欲しい。静には絶対死なないで欲しい。
国家レベルの大きなサスペンスと人間臭い人間ドラマが入り交じるとっても読み応えのある作品です。

目が離せなくなる作品

私は初めて読んだ吉田作品が夜叉でした。
BANANA FISHもその後読みましたが、わりと夜叉の方が読みやすかったかな。
いつか現実に起こってしまうんじゃ無いかと思う、クローンやバイオハザードの話、登場人物達の悲しい運命に、胸が締め付けられ、夢中になりました。

この手の作品書かせたらこの人の右に出る者はいないのではないでしょうか。遺伝子操作で生まれた一卵性の双子。一人は自然と友達に囲まれてお母さんや周りの愛情を受けて育った子。一方は、学校にも行かず優秀な機械のように育てられた子。同じ遺伝子を持って同じ見た目でも育て方や環境で生き方も変わってしまう。
大好きなbanana fishと少しリンクしているのもファンには嬉しいですね。

ネオ・ジェネシス…

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自意識と存在価値の話が随所にあって、個人としてはBANANA FISHよりも痛くて切実な話。
静と凛の遺伝子的母親(父親は結局言及なし)のエピソードが一番怖くて、
ルー・メイの行動も腑に落ちました。
「二人とも人間よ」「疲れて辛くて当たり前」「温かくて鼓動がして安心するでしょ」
って伝えたかったんだと。
協一郎は気色悪くて有末医師に全面同感。