1.0
軽すぎる
「おとうちゃんが死んだ、おかーさんが死んだ」というオープニング。何だか「死」がとても軽く扱われているように思いました。
16歳にもなって、一人で働いて子どもを養っている母がかまってくれないからと、見ず知らずの男たちと体の関係を持つなんて、どれだけラクな方に流れていく子なんだと、あきれました。
私の友人には親に捨てられて養護施設で育った子もいたし、母親が3度も離婚した子(相手が酒乱やDVだった)、お父さんが早くになくなった子もいましたが、その年齢の時、みんな一生懸命に生きていましたよ。
母親もおかしい。若い恋人とはつきあう時間があるのに、なぜ子どもと向き合う時間がないのだろうということ。結婚をするって、なぜもっと前に伝えない?子どもの気持ちとまったくむきあっていない母親もわからない。
漫画にリアリティは求めないほうですが、これはまったく受け入れられない状況設定、人物設定でした。絵も残念です。
無料で42話まで読めるみたいなのですが、6話でリタイアです。
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