ヴィンランド・サガ

あらすじ

千年期の終わり頃、あらゆる地に現れ暴虐の限りを尽くした最強の民族、ヴァイキング。そのなかにあってなお、最強と謳われた伝説の戦士が息子をひとり授かった。トルフィンと名づけられた彼は、幼くして戦場を生き場所とし、血煙の彼方に幻の大陸“ヴィンランド”を目指す!! 『プラネテス』の幸村誠が描く最強民族(ヴァイキング)叙事詩、堂々登場!

  1. 11巻
    150~163話
  2. 12巻
    164~177話
  3. 13巻
    178~192話
  4. 14巻
    193~207話
  5. 15巻
    208~221話
  6. 16巻
    222~235話
  7. 17巻
    236~250話
  8. 18巻
    251~265話
  9. 19巻
    266~281話
  10. 20巻
    282~297話

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ユーザーレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    一人の少年の成長物語

    ネタバレ レビューを表示する

    最初は歴史系漫画と思って読み始めましたが、一人の少年が成長していく姿にちょっぴり感動してしまいました。
    話が急展開過ぎたり、御都合主義な場面もありますが、個人的には電子書籍で読むと気にならなかったです。
    色々な作品でもテーマにされる『一度罪を犯した人間は、罪に気付き生まれ変わろうとしても聖人にはなれないのか?』にも軽くですが触れられているので、そのテーマの作品が好きな私はとっても満足でした。

    by 綾瀬
    • 6
  2. 評価:5.000 5.0

    歴史が好きな人

    アニメ化もされています。アニメは途中ですが。

    バイキング歴史で、トルフィンは実在した人物です。北アメリカ大陸に渡ったとされる伝説の人物です。漫画の内容は実在とはかなり違いますが、オリジナリティがあっていい味を出しています。

    アイスランド、スコットランド、スカンジナビア、英国などを中心に、バイキングの世界感がとても生々しく、激しく、厳しい、彼等の生活ぶり、侵略、戦争などが感じられる作品だと思います。

    • 5
  3. 評価:5.000 5.0

    レビュー少なくてホントびっくりした!!!これは魂が揺さぶられる漫画です。漫画読み続けて25年以上たつけど、こうゆう全身鳥肌たつ漫画は中々出逢えない。読めば読むほど面白くて、何が正義で何が悪なのかカッコ良さとは、愛とは、家族とは、人生とは。。いろんなメッセージが詰まっている作品だと思いました。アニメはトルフィンがやっと気持ちがスタートラインにたったのかというところで終わり、壮絶な物語がまだ9巻?!?!と驚きました。いや、ほんと素晴らしいです。

    • 5
  4. 評価:5.000 5.0

    ヨーロッパを作った海賊達

    ネタバレ レビューを表示する

    アニメ一気見でハマり、読み始めました。
    キリスト教化する前、ガチ中世のヴァイキングの生きざまを、第二次ゲルマン民族大移動で彼らに襲われた国々(英国やフランス)の視点ではなく、アイスランドやデンマークのヴァイキング視点で描いた物語……というのが大変珍しくて、圧倒的面白さもありどっぷりハマってしまいました。
    私が歴史物のマンガを好きで読むのは、当時の衣装や風習にめっちゃ興味があるからなんだけど、そういう細部をめちゃめちゃ精密に調べて描かれてるのが素晴らしいです。例えば序盤のトルフィンの幼少期、瀕死の逃亡ドれい(←NGワードに引っかかるのでこれで)を主から譲り受けるために、トールズが若い羊を引き渡す交渉をするシーン。あしべゆうほ先生の「クリスタル★ドラゴン」でも、ヴァイキングの集落で似たようなやり取りがあったですが(あれは更に1000年程昔の時代だけど)、ドれいは歴とした財産であり、その処遇や売買について嘘や誤魔化しは敵対する集落間であっても許されない……みたいな、当時の北方民族の法の概念がきちんと描写されてるんですよね。こういう法の概念を持っていたから、彼らが信仰していた北欧神話の神々は、誓約に沿って栄え、誓約によって滅びる神々だったんだな……とか、思わぬところで物語の奥行きが感じられるのが楽しい。まさに細部に神が宿った作品だと思う。
    トルフィンは歴史上実在した人物だそうですが、私は彼がどんな人生を送った人なのか知りません。それはこの作品が完結するまで、調べずにいようと思っています。とある欧州史の教授の「ギリシアがう植え、ローマ帝国が花開かせ、キリスト教が肥料を与え、北方ヴァイキングが耕し、そして東方の遊牧民の馬の蹄が蹴散らして出来た、それがヨーロッパ」という言葉をとても印象深く覚えているのですが、ヨーロッパという偉大な文明圏を造ったマスターピースの一員であり、歴史の片隅に小さく名を残した「普通の人」でもあったろうトルフィンの物語を、この素晴らしい作品を通して見届けたいと思うのです。

    • 2
  5. 評価:5.000 5.0

    壮大な絵巻

    わりと濃い目の画風に最初は戸惑いましたが、すぐハマり、ずーっと追いかけて読んでいる漫画です。

    ストーリー、人物描写、様々な事柄が綿密に練り上げられていて、本当にあったんじゃないかと思ってしまうくらい。
    主人公が色んな経験を通して、まるで別人かってくらいに変化?成長?していく様も見事です。

    意外とレビュー数が少なくてビックリ。オススメの漫画です、多くの人に読んでもらいたいな。

    • 1

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