5.0
奥が深い三味線の世界
この作者さんの作品は、しゃにむにGO!が大好きだったので、津軽三味線は、じょんがら節が有名なことぐらいしか知らないけど読んでみた。
面白いですね。一生かかって自分の音を、節を構築していく真剣な世界。奏者の苦悩や、音の描写がまた美しく強く見ていて息が止まるほど。
行き詰まってもがいているときのヒリヒリするようなヂリヂリするような感覚もリアル。
雪くんの純粋で真面目な姿勢が、青森の訛りと相まって津軽三味線をより魅力的にみせてくれる。
生で津軽三味線を聴きたくなりました!
- 2