【ネタバレあり】桃色ヘヴン!のレビューと感想（8ページ目）

桃子〜桃色天国〜桃色ヘヴン〜未来色

「女は港、男は船」言い得て妙、桃子と蘭丸の関係を、こんなに分かりやすく表した言葉もないでしょう。自分を見失わず、真っ直ぐな気持ちで生きてきた桃子だからこそ、蘭丸も心を開き、信じるようになったのかもしれません。それにしても、桃子の包容力というか、許容範囲は相当広い。愛人つくって借金残して死んだ父親のことも許しちゃっているし、蘭丸が他の女とイチャついても、怒りはするが結局許しているし…。でも、桃子の母桜子さんの、旦那さんの全てを受け入れ、思い出を大事にする姿を見て育てば、相手を全肯定できるようになるのかな。このお話の中で、最も凄い人は桜子さんかもしれません。
　誠実さにおいては殆ど信用できない蘭丸ですが、それでも桃子と結ばれた６８話以降は、ギリギリのところで誠実なようです。まあ、何だかんだ言ってもきちんと付き合うまでは、桃子にも手を出さなかったし、勿論初恋の人莉緒に迫られても、何もなかったし…。結局、本気の相手には誠実だったということですかね。
　最終話(番外編です)で、生まれた我が子を抱き、指を握られたときの蘭丸の表情が秀逸です。ああ、この人に、やっと本当の家族ができたんだなあ、そんな風に思わせてくれるラストシーンでした。桃子と蘭丸、そしてbaby がどんな色で家族の風景を描いていくのか、いつかその画を見てみたいと願っています。

女子高生官能小説家の文章力がすごい!

女子高生だけど、亡くなった父親の代わりに官能小説家として家族を支えるももこ。ひょんなことからアイドルの蘭丸にバレて脅かされる羽目に。でもももこの一生懸命な姿にいつしか蘭丸も…。
随所にももこの作品が散りばめられていて、その表現がなかなか笑えます。蘭丸もかっこいいです！

小説家で学生、しかもVirginなのに官能描いてる（笑）一方ボンボンの坊ちゃんは遊び人だけど彼女が気になるのよ

じょしこうせいでこういう文章がスラスラ出てくるってすごいね（笑人に言えないお仕事だけど、それも家族を支えるため。これから蘭丸とどうなるのか？

パージンの１７歳にして官能小説家とか蘭丸の高校生とは思えない暴君ぶりには無理を感じながらも読み続けている。でも少しずつ2人の距離が近くなる様子が嬉しいような…楽しいような…

女子高生作家

亡き父の跡を継いでポルノ小説家になった平凡な女子高生が学校で一番人気のモデルイケメンから絡まれるお話。

思いの外いいです。読み始めたときはどうなんだろうと思いましたが、蘭丸が桃子をだんだん好きになっていく感じがいいです。この先の展開が楽しみです。
ただ、主人公かもう少し可愛いと尚良かったので星－1です。

おすすめです

無料を読みながら、中盤から引き込まれるという、みなさんのレビューを見て、続き読みたいと思って、単行本を手に入れました。
ちょっとタイトルから、気恥ずかしいですが、純愛ですね。実の母親が早く亡くなって、父親に引き取られたけど、継母に冷たくされ、愛に飢えていた蘭丸と、父親が亡くなり、病気の母親と弟を支える健気な桃子。遊び人だった蘭丸が桃子一筋になるのがいいです。
遊び人だった桃子の父親と、母親の純愛エピソードもぐっときました。
完読して満足なお話でした！

芸能人と

芸能人とこんな感じで触れ合えるなんて羨ましい！ギラギラしてない主人公に惹かれて様がまた良い。現実にこんな人いるのかな。。

ちょっとエッチなラブコメ

官能小説読んだことなくて未知の世界ですが、愛があるないは何となく分かります。仕事で少しだけBL漫画に携わったことがありましたが、人気な作家さんのは愛がありました。うん。あ、蘭丸はその年にして経験し過ぎでしょ！とも思いましたが、人格者というか達観してるから前世の経験含め…とかもうファンタジーな存在として読んでます。最後にオチがつくのも好きです。