3.0
時代物
時代物にひっぱられて読んでみました。
はまらなかったな〜…絵が好きじゃないからかもしれません。
映画になるくらいだから、ストーリーはおもしろいはずです、わたしははまらなかったけど…
- 3
時代物にひっぱられて読んでみました。
はまらなかったな〜…絵が好きじゃないからかもしれません。
映画になるくらいだから、ストーリーはおもしろいはずです、わたしははまらなかったけど…
大好きでした。8歳で吉原の苦界にやってきた少女きよ葉が何度も脱走をしては失敗し、それでも立派な花魁として成長していく物語。映画化されましたよね。映画では土屋アンナさんが絢爛たる世界観を醸し出していました。
映画は美がメインな作りだったけど、漫画は人間関係のドロドロしたところや女郎の大変さなどがよりリアルに描かれて面白いです。
古臭いような昔の話なのに、すごく鮮やかに引き込まれるものがあります。映画も華やかだったな、、。いつの時代でも女性の強さや美しさがあることをしみじみ感じます。色んな意味で女性は強い!そう思う。笑
安野モヨコ先生の作品はどれも好きですが、その中でも特に好きな漫画。この漫画を読んだのがキッカケで花魁の時代の話にどハマりしました。この時代ならではの切なさ苦しさ…映画も観たけどそれもまたよかった。
安野モモヨ先生が描く世界。
これぞ、ザ女の世界!
土屋アンナさんが浮かびました。
色彩は、蜷川実花さん。
色彩、赤・黄、きらびやかな世界。
前頁、カラーで読みたい漫画です。
映画が駄作でしたが、作者さんと旦那さん(庵野監督)探しは楽しかったです。
マンガの方がドロドロ、リアルな孤独感や失望感が出てて良いです。
着物やら建物やら大変なものを美しく描いてるなあ、と感心しました。
煌びやかで美しく描かれているのは女の地獄です。
心身共に男に搾取され、女郎として用済みとなればゴミのように捨てられる。
しかし同時に女性の逞しさも安野節で存分に描かれています。
この時代のこの世界に生きた女性たちの強さと弱さを描いた作品かなと。
読み終わったあとになんとも言えない虚しさが・・
出てくる女性はみんな魅力的。絵も綺麗ですし、読んでいて楽しかったです。
リアルな情景、男女の愛憎模様の描写全てが面白い。そして普段悪態ばかりの主人公が恋したりおちゃらけたりする所のギャップがすごくかわいい。充分読者を惹きつける主人公である。