【ネタバレあり】カノジョは嘘を愛しすぎてるのレビューと感想

読み返したくなる作品です。

バンドのルーツ、これからが書かれた作品だと思います。
恋愛要素もたっぷり含まれてるし、とても好きです。
瞬と秋が音楽を始めるきっかけ
秋がバンドに入らず、心也が加入したこと、
高木さんのルーツ
何もかもが描かれている作品だなと思いました。
構成の仕方が絶妙で。
過去のもってき方がすごい好きです。
しがらみとか過去の記憶とか、そこから芽生えてる感情とか。
ぐるぐるになりながらも芸能人を続けているんだなと。
音楽好きにはたまんないんじゃないかなと！
芸能人だって人間なんだと教えてくれる作品でもあるかなと！

とりあえず何が言いたいかというと、人間関係って複雑！

秋が可愛くて悶絶しました。

女の子

女の子の絵は嫌い（可愛くない）ですが、アキ含め男性人はカッコ良かったです。
全体的な話の流れ、ラストでこの評価となりました。
ただし、理子の凄さが伝わらない‥
ライブ表現では、大口、殴り書きの歌詞、ぴょんぴょん跳ねるだけ。
アキとの年齢差というか、16歳設定でう〜ん。ユウちゃん、ソーちゃんに合わせるために16歳としないといけなかったんでしょうが、もう少し大人っぽいところ欲しかった。アキが惹かれる要素がわからない。
理子のビジュアルも、いくらキノコ設定でも描き方あるのでは？
ただ、ラストのダブルベースでの再出発？は、感動でした！
アキと瞬のお父さん方、良い仕事しましたね。

アキと心也の関係性が良い

心也のベースに引け目を感じてクリュプレを抜けたアキ。アキの代わりに加入して居心地の悪い心也。マッシュのプロデュースでも対抗心を燃やす2人。心也はアキがマッシュの為に作った曲を聴いて才能の違いに打ちのめされる。瞬がアキのいないバンドで何で歌ってるんだろうと言うのを聞いて心也は香川のライブ前に失踪する。代わりにステージに立つアキ。心也のベーステクありきで曲を作っていた事に気付くアキ。マッシュアンドコーの新曲に行き詰まりアキを訪ねる心也。心也の鼻歌に興奮してどんどんアレンジしちゃうアキ。才能の違いに打ちのめされてキレる心也。行き詰まるけど最後はアキとの共同制作という形で曲をリリース。活動休止前最後のドームライブ、アキはツインベースで自分もステージに立つ事を提案。ライブの最後にアキにバースデーソングを会場一同で歌う中、生まれてきてくれてありがとうと囁く心也、抱き合う2人。2人の関係性、セリフの掛け合いが良い！
アキとリコの掛け合いも面白い。どこか子どもみたいなアキの言動にリコが最後は落ち着かせちゃうみたいな、年の差カップルを感じさせない初々しい2人。
マンガを読み始めた頃に映画も観ました。いつも映像化される作品を観るとイメージと違って残念な思いをしていましたが、カノ嘘は凄く良かった。アキの佐藤健、瞬の三浦翔平、心也の窪田正孝、リコの大原櫻子、ユウには吉沢亮。みんな完全に役にハマってました。

秀逸な作品。

とにかくいろんな伏線が入り乱れて、そのそれぞれが引き込まれるストーリー。
まずはアキの天才ぶりとキノコカノジョの（想像上の脳内再生だが）美声が凄すぎ。
さらに、彼らに関わるいろんな人がみんな苦い経験を踏まえて、頭使ってていい意味で賢く立ち回るところもホント楽しめます。
ラジオ番組でのリスナー巻き込み作戦で、１個だけウソ入りのやりとりは凄かったし、なにより掛け合いが絶妙ですんげー面白かった。
最後のコンサートは、セカオワみたいなステージ演出やら歓声が頭ん中で再生されるくらい臨場感がぱねー。
ちょいエロもあり。
長いけどあっという間に読めてしまう面白さなので超オススメ。

唇が

この作家さんのお話は初めて読みましたが、唇が男女ともにやたらセクシーだなと。顔のアップなんてサイコーです(笑)

話はまだ途中までしか読んでなく、プロデューサーのゲスっぷりにうんざりするけど、そこまでしないと世に出ないんだろうなと思うと、いろいろ複雑。そして、このマンガはスポンサーがすごいです。ほぼ全部が実在するもので。最初はそれに驚いたくらい。

これからもまだまだモヤモヤしそうですが、アキがマッシュへの想いに素直になってきたのがいい感じ。ハッピーエンドだといいな。

面白かった！

あきの人柄が好きです。
天才なのに...スター性があるのに...地味な感じ。釣り、ラジコン、心の平穏を保つルーティンが庶民的で好感度アップでした！
密かにバリエーション豊かなTシャツに魅了されています(笑)
理子も良い！素朴で飾らない真っ直ぐで直感を大事にする純な所がとっても魅力的でした。
マッシュの歌声も気になる所。
私の勝手なイメージですがCharaやジュリマリのYUKIをイメージしながら読んでました(笑)
天才な2人が案外素朴な純愛しているところが良かったです。
未来を想像したくなるようなお話。
最後まで読みましたが、繰り返し繰り返し何度も読んでます！！

ありがちな設定の詰め合わせ

ありがちな設定を詰め合わせて、作者さんのテイストに上手に並べて、なんか面白くしてる感じの話だなぁ…と思いました。
この作者さんの僕は妹に恋をするやつとか、僕の初恋を君に捧げるやてとかは、まあ、どう頑張ってもハッピーエンドにはならんだろうな…という空気感の作品だったので、これもなんかそんな方向に行くのか…？と思ってましたが、ハッピーエンドといえばハッピーエンドなので、あー、ハッピーエンドにももでてけるんだぁ…と思いましたが、なんか相田みつおの「幸せは心がきめる」というお言葉に則れば、幸せじゃない人がたくさん出てきて、やっぱりここ作者さんはとりあえず、不幸な人を書くのが得意なんだな…と、話自体はハッピーエンド風でも、青木さんこ作品らしいなぁと思いました。
テンポはとても良い作品なので、まあ、読みやすいと言えば読みやすいかもしれませんね。

最高です

青木先生の作品は学生時代からずっと読み続けていますがこれが一番好きです。
いつも切ない結ばれるまでが難しかったり困難な状況の恋愛漫画を描かれている先生ですが、今回の作品はとりあえず序盤からもう付き合うんだ？！という感じ。
完全な両思いではありませんが。。
友情、仕事、恋愛様々な分野が描かれていて本当にキュンキュンです。
できればコミックの方が見やすくて本当におすすめ。泣けるし最高
ただもっとリコとあきにはイチャラブしてほしかった！

青木先生の作品で一番好き

どこにでもいそうな女子高生マシュ、天才音楽プロデューサーのアキ、そして二人を取り巻く個性豊かなキャラクター。人間味が溢れていて、それぞれの思いや過去など丁寧に描かれていてとても面白いと思いました！音楽で生きていくことの厳しさとか業界の駆け引きとかをひしひしと感じるけれど、あったかみのあるストーリーでした。単行本も集めて頂きたい作品です！

大好きな作品、作者さんです！！
不器用なアキにもどかしく感じたり
時にはコノヤロウって思ったりして
どんどん作品に惹き込まれていきます
ですが、アキがマッシュの事すぐ本気で好きなような素振りを見せていますがそれは
あきにとって暗示をかけてるのか、本気なのかその辺が私にはまだ分からなくてもやもやします...
あと茉莉のメンヘラ？具合にイライラします笑