5.0
力強く生きるために人は登る
何故人は危険な山に挑むのか。
なぜ人は美しい山に幻を見るのか。
どうして自然には抗えないのか。
生きたくて山に登り
新しく生まれ変わりたくて
神々しい景色を目に焼き付ける。
時としてその代償は重い。
その命をかけて命を救い上げる、山岳救助という過酷な現場。
確かな画力と熱のこもったストーリーに、心が共鳴し震える…
岳の世界を通し人生を振り返ろう。
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何故人は危険な山に挑むのか。
なぜ人は美しい山に幻を見るのか。
どうして自然には抗えないのか。
生きたくて山に登り
新しく生まれ変わりたくて
神々しい景色を目に焼き付ける。
時としてその代償は重い。
その命をかけて命を救い上げる、山岳救助という過酷な現場。
確かな画力と熱のこもったストーリーに、心が共鳴し震える…
岳の世界を通し人生を振り返ろう。
好きで登って、結局上手く下山できなくて、最悪命を落とすのに、なぜ山に登るのか、山に登る人の神経が正直信じられないです。
ですが、それでも登りたい、登らずにはいられない、失敗するかもしれないけど、登るチャンスは誰にでもある。でも、周りの人を巻き込むなよ~と思うけど、でも、できる限りは皆無事で帰って来て欲しいとも思う。三歩みたいな人が必ずしもいないけど、できる限り助けて欲しいと思いました。
無料分を日々読み進めています。登山の経験はありませんが、こんな人間ドラマが繰り広げられているのだろうなと想像できる話にまとめられています。
登山をする理由もそれぞれで、登山者が救助を求めるまでの経過も各話ごとに違っており、一概に"登山は危険"と一括りにできないところに話の深みを感じます。日常生活とは切り離された山の世界を、良い意味でスケールの大きい三歩さんを通じて覗き込んでいるようなそんな感覚すら覚えます。
岳はなんといってもラストが、、読者にはつらすぎる、、!泣
山なんて欠片も知らないのでバカみたいな疑問ですが、あんなところ何往復もできるものなんですか?無理ですよ、ね?
山登りの漫画をなぜこんなに読んでしまうのかと思いながらもりもり読むという。
映画にもなっていましたが、ドラマの方が合っているのではないかと思いました。
この素晴らしい作品を世へ送ってくださった作者さんへ深い感謝を致しました。
山へ来たそれぞれの人生と目指すもの。
それを支え、守り、見送る主人公の
達観したまなざしの深さと温かさ。
叱らないんですよね、彼は。
飄々と、黙々と、ただひたすら全力で力を貸し続ける。
山の魅力の権化、優しさと厳しさの結晶の様な彼に強く鼓舞され、まぶしく仰ぎ続けます。
桜の頃の新緑が見ていて一番ホッとする
それを過ぎると緑が猛々しくなって生命が強すぎて圧倒される
森林限界を越えた高原から岩山など本来は人間の領域ではないとすら感じる
だから生活のたつきの為でもないのに山に登る人がわからない
古来、山は信仰の対象であったはず 只人が入ってはいけない人外の領域だと今も思っている
ご遺体を背負って山を下りる三歩の姿は修行に身を投じたかに見える
人は死のうと思ってもなかなか死に至らない 死のうと思っているうちは果たせない
なのに、ほんのわずかにつまづいただけで、呆気なく虚しゅうなる
本作は山に送り出した残された家族の描写が細やかで
なぜ人は山に登るのか、50話まで無料だというので読んでみたが、さっぱりわからない
昔の名作と名高い村上もとかのクライマー列伝は全編悲劇だった
山登りの話です。特に、山岳救助の話ですね。これを読むと、山を登るのが怖くなりますが、魅力も感じる不思議な物語です。本当に三歩みたいな人がいたらいいなー。三歩の最後はかなり衝撃的でしたが…。でも、まだ生きてるんじゃないかなって思える。三歩ステキ!!
私は山に登ったことはありませんが、自然の恐ろしさだけでなく、自然の美しさやパワー、自然が人へもたらすさまざまな影響を感じることができる作品です。主人公の三歩の、前向きな姿勢や、自然に対する尊敬の姿勢、その基盤にある過去の様々な経験を感じ、ついつい読み進めてしまいます。数話ずつの読み切りなので読みやすいです。
山に全く興味のない者です。
読み進めていくうちに、ただただ山の厳しさを痛感させられます。
自然のあまりにも大きな力に、淘汰されていく命があること、そこにどんな意味があるのかをいまだ模索しながら、それでも山に魅了されている三歩さんの胸のうちに何があるのか、いつか分かりたいと思いながら、読み進めています。
遭難のニュースを見るたびに、なんでそこまでして山に登りたいのかな、救助にもお金がかかるのに、とモヤモヤしていました。でも、この漫画を読み終わる頃にはこの気持ちも少し変わるのかな、と思います。登山の漫画って斬新だな、と思って楽しいですし、三歩さんの知識や技術もスゴイなと思います。キャラもなんだかいいですしね。楽しんで読んでいます。