5.0
懐かしい!
昔コミックス持っていました。
努力で美人になった女のコが、今まで縁のなかったイケメン男子を落とすために奮闘する話です。
改めて読んでみて、相変わらずの藍ちゃんの吹っ切れぶりに爽快感あります。
他のレビューみると吹っ切れ過ぎていて合う合わないあるみたいですが。
爽快感があるのは、この話の本質が「嫌いな自分を好きになること」だということですね。
主役の藍ちゃんは元々の自分があるから見た目だけのイミテーション(加工品)と思っているけど、本当に変えたかったのは見た目よりも、努力せずに他人に嫉妬ばかりしてウジウジしていた自分で、そこを克服していこうとしているから応援したくなる。
同じ地味ーズでも、自分を好きでいられる人は自分の世界を楽しんでいて幸せなんですよね。
この話に出てきて藍ちゃんに叩かれる人たちは、美人側でも地味ーズ側でも他者に文句つける人間=昔の藍ちゃんだから、彼女は決別しようと怒る訳で。
藍ちゃんが曹ちゃんに惹かれるのは、きっと「自分のことが好きな人」だからでしょうね。
まぁ未だに読んでいて「この男はやめとけ」とは思うけど(笑)
- 7