みんなのレビューと感想「藤田和日郎短編集 夜の歌」(ネタバレ非表示)(5ページ目)
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闇を描くということ
私が読んだのは『連絡船奇譚』と『夜に散歩しないかね』の2編です。一族を覆う闇から抜け出そうとする『連絡船』と、人の心の闇を突いた『夜に』は、藤田和日郎先生の短編の中でも傑作だと思います。特に『夜に』は、飄々としていた主人公が闇を垣間見せるところがオススメです。闇を描くとはこういうことなんだと感じました。
by 匿名希望- 0
4.0