5.0
読めば読むほど悪くないだけに
前半の暴力部分で読み進めることが無くなるだろう人が少なくないのが少しもったいない。
大筋は主人公(おさなづま)の気持ちが良いほどのサクセスストーリー。
人身売買的な身売り、性、暴力、読んでいて「これはあかんやつ」って部分があります。マイナスレビューの概ねはそこの様です。わかります。
そんな感じですが、読み進める毎に性も暴力的な表現はほとんどなくなります。暴力に至ってはほぼなくなります。
それと共に漫画家と出版社と、それを取り巻く周りの人々。あまり見かけない分野をしっかりと描いてます。たぶん作者が描きたかったのは元々後半のそういうのなんじゃないかな?とか勝手に想像してます。
作中の性も暴力も、それを肯定する事はありませんが、本編、本筋はしっかりとした漫画だと思います。絵もクセはありますが丁寧で、サクセス部分はスッキリと全般に面白かったです。
- 3