4.0
むかし、この作家さんの別な作品を友人から借りて読んだことがあり、この作品も気になってました。無料分が100話の時に読み始め、その後我慢出来ずに単行本を全巻購入し今に至ります。物語のスケールの大きさ、主人公をはじめ魅力的な登場人物たちの成長過程など、エンターテイメントとしておすすめです。
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むかし、この作家さんの別な作品を友人から借りて読んだことがあり、この作品も気になってました。無料分が100話の時に読み始め、その後我慢出来ずに単行本を全巻購入し今に至ります。物語のスケールの大きさ、主人公をはじめ魅力的な登場人物たちの成長過程など、エンターテイメントとしておすすめです。
高校の時の友人に単行本を借りて読み、ハマって自分でも本屋に走り購入、さらにイラスト集まで購入した程です。
運命の少年として育てられた双子の兄タタラと、その双子の妹更紗。
タタラを赤の軍団に殺されてしまったことからお話は始まります。
殺されたタタラの身代わりになった更紗。とてつもない困難を仲間とともに乗り越えながらタタラとして成長していく更紗の物語。
個人的には朱理とのロミジュリ的な恋愛が大好きです。
登場人物もこれでもかって程出てきます。
イケメン、じじい、きれいなお姉さまなどなど。
けれど、その一人一人にも人生があってそれぞれの考え方、正義がある。ってことを感じながらそれぞれに感情移入して読めます。
とにかくまだ読んだことない方、おすすめです。
中学生の時にハマって読んでて、久しぶりに読んだらまだハマるっていう!
運命の子と予言された双子の兄が赤の王に殺され、自分が兄のフリをして赤の王への復讐を誓う更紗。どんどん味方(仲間)が増えていき、壮大な物語になっていきます。
お互いの正体がわかるまでだいぶ時間がかかりますが、それでも飽きずに読み進められます、登場人物が多いですがみんな魅力的だからかな。正体がわかった後もお互いを忘れられず、でも強く自分の使命を全うしようと頑張る姿はかっこいいです。
王政を変えるっていう革命的な要素がある物語なので、ちょっと残酷なところもあります。個人的には桃井統治下の話はツライものがありました。
長いお話ですが、男女問わず最後まで読める作品だと思います。
余談だけど、産まれた娘に梛(ナギ)という字を使った名前をつけました。
読むべき!!
絵が気になるって言ってる人は何で!?って思っちゃう。この絵、この瞳、この迫力だからものすごい感動するのに!
朱里が赤の王だと(読者に)分かる1巻の破壊力。あれで朱里にノックアウトされない人いるの?
どこまでも強い光を放つのに、後半で死に目に合いながらたくさんのことを知っていく、その過程にも大きな感動と希望を感じる。ここまで描ききれるとは。
読んで損はない。人生のバイブルになる作品。
無料分の30話まで読みましたが、とにかく絵が雑すぎて描写がわけわからない。
戦っているシーンでも絵がグチャグチャだし、顔や目のアップばかりで引きの絵がないので何をしているのかわからない。
風景もまともに描かない、群生も描かないので、規模がわからない。
迫力も伝わらない。
戦争してるんじゃないんですか?
キラキラした顔のアップを描きたいだけ?
昔単行本を持っていて、毎回楽しみに読んでいました。
更紗がお兄ちゃんの死を機に伝説の少年タタラとなり世界を変えるべく戦う話です。
敵と知らずに恋に落ちたり、何度も死にそうになったり、ハラハラドキドキが止まりません。
純粋な更紗がいつも可愛いです。
ただ、めちゃくちゃ和数がありますのでハマると課金課金になります(笑)
動乱の時代に、惹かれ合いながらも結ばれる事ができない人達がたくさん出てきます。
辛く悲しいことばかりの中でも、希望を捨てずに、逃げずに、自分を見失わずに立ち向かっていく人達や、自分よりも誰かのために戦う人達に、何度も胸を締めつけられます。
たくさんの人物が出てきますが、どの登場人物も素敵です。絶対に面白いので是非読んで欲しいです。
ミステリと言う勿れを読んでいて、レコメンドされた本を試し読みしていてハマりました。
運命を背負った少年少女の物語が、こんなに壮大で飽きずにどんどん読ませてもらえて、何度か読み返したりもしています。
更紗と朱里の成長する姿がとても良いですね。共感というより親目線でハラハラしたながら読んでましたが、更紗が運命の子として成長できるように周りの大人が本気で愛情を持って育てたのだと思いました。更紗が朱里を叱る場面はしっかり躾されたお嬢さんだな、って感想を持ちました。
自分勝手な思いで人は育ててはいけないんだなと、ミステリというなかれと共通のメッセージのようにも感じました。
戦って生きる、ということと平和を実現しようとすることの葛藤は、現代の私たちにはわからない。しかしこの物語のなかではそれが生きていて、自分もその世界でともに生きて悩んでいるかのような体験をさせてもらった。
一般に、作者が不勉強だったり偏った価値観のみに頼ったりで描かれたマンガは簡単に読者を無知蒙昧に育て上げるので、こういう大河的で究極的な価値観を含むマンガは社会毒になりかねないポテンシャルがある。しかしこの作品は、相当の思いあっての覚悟と勉強をもって描かれたのであろうと思う。分かりやすいところで、主人公は中国・九州を拠点とするわけだが、理解しがたい相違点に触れながら、最終的にはそこで愛を学び手を取り合って本懐を遂げるという展開だろう。ここには大きなメッセージがある。
そんなわけで全編を通して流れるテーマは重いものだが、美しい絵、よく練られた台詞、ロマン溢れる世界観、テンポ感のために重い読感ではない。更紗と朱里のみずみずしい愛と生命力は読んでるこちらの胸はキュンキュンするが安いロマンスとなり下がるべくもない。
ああ、ひとつだけ、揚羽には死んでほしくなかった(彼は生き続けているのだろうが)。
とにかく、作者のレベルが違います。
ストーリーの面白さと登場人物の個性と魅力でグイグイ引き込まれます。(人数多すぎるのが難ですが)
何の力もない女の子が運命に流され、自分の意思とは関係なく革命のリーダーに祭り上げられてしまう中、周りの人たちの助けて困難を乗り越えて本当のヒーローになっていく様がカッコ良くて感動します。
敵対する敵の赤の王との恋も切ないです。
最終話あとも外伝で様々な角度から、登場人物の気持ちが解って奥の深い話だと思います。