3.0
黄金の繭銀の糸
「黄金の繭銀の糸」を読みました。捨て子とお嬢様がおやじ人を好きになる、とか、飢えた虫に自分を食べさせる、とか同じ作者の作品で読んだ記憶があってなつかしく思い出しました。残念なのは絵柄が変わってしまって、人物の鼻がとんがっているのが気になったことです。
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「黄金の繭銀の糸」を読みました。捨て子とお嬢様がおやじ人を好きになる、とか、飢えた虫に自分を食べさせる、とか同じ作者の作品で読んだ記憶があってなつかしく思い出しました。残念なのは絵柄が変わってしまって、人物の鼻がとんがっているのが気になったことです。
私の、母の実家の、二階は、お蚕部屋と、言われた家でした。雨の多い土地柄二階作られ、人間は一階に、寝ていたみたいです。水害が、及ぼす被害で、上の学校も、行けず、子守りで、生計を立てていた同年代の子供も、いたみたいです。
繭の話、お蚕さんの話は、最初からミステリアスですが、一番怖いのは本当は人間同士だということがわかります。男性の出方も唐突ですし、少し話が単純すぎるというか、面白みに欠けるところがありますが、ほぼ怪談に近く、夏に読むにはよかったと思いました。
女の嫉妬心はなんて恐ろしいんだろう
お姫様のように美しくて優しい人がまるで別人のように…
美しくて周りからもてはやされて、大抵の事は思い通りになってきたからこそ、自分の思い通りにならないと怒りが爆発してしまうのかもしれない。
女たちの嫉妬心が上手に描かれています。
素敵な男性には笑顔を振りまき、自分より立場が弱いものには罵声を浴びせたりイジワルをする。そんな女性が普段でも、いると思うと怖いです。
昔、ホラー&ミステリーという漫画雑誌が大好きでした。
まつざきあけみさんの、逢魔が時とか、悪い種とか。
怖いけど少し切な悲しい話が多い
幽霊とかではなく、人間の方が怖いと思うわされる内容。短編集なので、好きな作品合う合わないなどあるかと思いますが、気になる作品だけチョイスして読むことができる
どこにでもいる高校生が、怖い話を語るのでめっちゃ怖いです。本当の現実にあった話かと錯覚しちゃいます。リアルホラープラスで、ドロドロな人間模様が重なってドキドキです。
ホラー要素もありますが、やはり一番怖いのは人間ですね
妬みや恨みは積もり積もれば簡単に他者の命を奪うまでになってしまうものかもしれません
子どもの頃にいじめを受けた身にはわからないでもないですが…
短編なので読みやすかったです。
タイトルの話も印象的でしたが、個人的には螢の墓が怖いというより、切なかったです。
せっかく幸せな気持ちになれたのに、それが死後だったなんて。