【ネタバレあり】朱い沓の花嫁のレビューと感想

金瓶梅が面白かったから他の作品も読んでみた。正妻が何に置いても1番だと思っていたけどこういう解釈もあるのね。

赤い沓の花嫁

欲が勝って自分を見失うか、理性を選んで人としての一線を超えずに道を踏み外さずに済むか、全ては自分の心次第だという教訓話ですね。最後はヒロインが歴代の妻達のように道を踏み外さずに済んだのでよかったです。

豪華な訓話や昔話をみてる気分

オチがやや怖い話もありますが、絵柄と表現が豊かで読み応えがすごくあります。昔の中国で似たような話が沢山あったのかなと想像するのも楽しい。

無料分だけ読みました

ショートストーリー集なので、読みやすいです。
タイトルの朱い沓では、禁を破ることのことの代償は大きかったですね。
次の２話は子供への教訓（？）という感じなのかな？でも、子供が我儘過ぎてイラッとする場面もありました。
だから★マイナス２かな？

竹崎先生の作品が好きで読んでいます。
１話目のお話、靴に呪いがかかってて脱げなくなる…。恐ろしいです。

死んでも離れられない

母親はいつまでも、子供のことが気がかりなもの。
病気で、寿命が短いと母親は知る。娘が独りで生きていくためのすべを教えて、天にめされるはずが？！

なんだかよくわからない。
申し訳ないけれど、人間が突然化け物になるような話しとは思ってもいなかったから、まったく理解不能でした。

短編集でした。タイトルの赤い沓の花嫁、短いけれど読み応えがありました。流されるのではなく、真実に気づいた時自らの足を失っても正しい道に行く主人公が凛として素敵です。

靴は神秘的

常に靴にまつわる話はおとぎ話になり得る。赤い靴、靴を履くと踊り続けるという話もあるし、事欠かない題材なのだ。

作家さんが

作家さんが好きです
金瓶梅も全部読んでいます。あちらよりドロドロしていなくてあっさり読み進められますね。