pink 新装版

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あらすじ
89年初版の発売と同時に岡崎京子の名を文学界にまで知らしめた、傑作中の傑作を新装版で出版。評論家たちから「マンガは文学になった」と言われ、その完成度の高さが彼女のマンガ界での地位を確立したといっても過言ではない。ふだんはフツーのOLユミちゃんが、密かに自宅でワニを飼い、エサ代のため、自分の好きなものを我慢しないためにホテトル(!)嬢をしている。そこに作家を志しながら義母の愛人をしているハルヲ、義理の妹ケイコ、決して相容れない義母がからむ。リアルなセックス描写を交えながら、お金とは、本当の愛とはを描いた作品。彼女が敬愛するジャン・リュック・ゴダールを思わせるコマ割、真実をつく乾いたセリフと人物描写や時代性が、岡崎京子ならでは。
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ユーザーレビュー
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3.0
エログロナンセンス⁈
有名な漫画家さんなので名前は知っていましたが、こういう話を描く人だったのか、とびっくり。
面白いと言えば面白いけど、そんな簡単に犬をワニに食べさせちゃうんだ、とか、エロいシーンが「普通に」さらっと描かれていたり、登場人物たちの設定そのものやストーリー展開に驚くばかり。
ストーリーとしてはちっとも好みではないけれど、シンプルな線で描かれた絵のうまさにはすごく惹かれました。デッサン力があって、本当に絵がうまい作家さんなんだなと思う。by 月の砂漠をはるばると-
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5.0
わぁ 嬉しい♪ここで読めるなんて!
岡崎京子先生の作品の中では1、2位を争うほどに大好きな作品!コミックも持っているが ここでまた読めて嬉しい!
実の母親の無残な最後の姿を見てしまった主人公のユミちゃん
ワニを飼ったりブランド品などで物欲を満たすことで心の隙間を埋めていたけれど ハルオくんと出会って愛のある生活を送る
嫉妬に狂った継母のせいでワニとお別れすることになった時も気持ちを切り替えて、ハルオくんとの新しい生活を夢見て、ハルオくんを心の支えに新天地へ旅立とうとするが‥
運命は残酷‥ 主人公の最期の姿はあえて描かれていないけれど ハルオくんと永遠に会えなくなって ユミちゃんは精神のバランスを崩してしまい 完全に壊れてしまったんだと思う
なかなかヘビーなエンディングなので メンタルが安定している時に読みたいby 匿 名 希 望。-
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5.0
昔も今も感性フレッシュ
懐かしいなあ~知り合いのおねえさんとかが読んでた岡崎京子さんのこのマンガ。ちょっとエッチでちょっと乱暴で自分が当時読んでた読んでたマンガとは違っててドキドキしたのを覚えてる。十分大人になって(ただしくは中年)読み返してみるとやっぱりあの頃の自分に戻る感じがして胸がちょっとキュンした。今では普通?なデリヘル嬢の主人公が織りなす愛とお金とバイオレンスな日々。乾いてるこの世界観は岡崎京子さんのなせる業。昔も今も感性はフレッシュで輝いてる☆
by とらおん-
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5.0
お金が欲しかったら体売ればいいのに
主人公のユミちゃんの台詞は、今にも通じるものがあります。
自分の物欲に正直で、欲しいものは我慢できない。ブランド品だって、ペットのワニだって、そしてPINK色のバラだって。
そのためには自分の体を売ることに罪悪感がない。そんな都会のエアポケットに落ちたユミちゃんと、妹のケイコ、そして作家志望のハルオくんとの、束の間の疑似家族ライフ。できることなら、ハッピーエンドにしてあげたかった。by johnlisa-
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5.0
ああ大好きだった漫画だ。
絵もストーリーも大好きだった。
時代を切り抜いたような内容だった。
永遠不滅の名作。当時私もワニを飼いたくなったぐらい。
「全ての職業は売Oである」という名言も。正論過ぎる。
家にもコミックスがあったし。友人にも勧めたり、送ったりした。by ロンソン-
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