【ネタバレあり】任侠転生-異世界のヤクザ姫-のレビューと感想

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5.0
本屋さんにて何気なく棚を眺めていたら
どうしてなのか目に留まり、俗にいう表紙買いをしたのがこの物語との出会いでした。
令和の新宿でシマを張る組長さんがおり、名前ら長政龍松といいます。
昭和で戦後だとヤクザという存在は治安維持の側面として機能していたのですが、この主人公もまたその一人でありました。
そんな「昔ながらのヤクザ」な彼ですが古くから守り守られてきたコミュニティである商店街を歓楽街にしようとする半グレとの一悶着をきっかけに、兄弟分である筈のインテリヤクザから謀×される目に遭います。
そのさなかで守護女神と思わしき強大な存在により、龍さんは異世界のリュー姫として転生を致しました。
こちらの世界では任侠として生きてきたので、現代の知識によるチートではなく古強者の手に職足に職なやり方で現状を打破する姿が描かれる事になります。
それだけでなく姫という立場であるため様々な衣装を着る機会があるのと、当人が鉄火場やお風呂が好きなのも相まって時折とても可愛らしい面も出してくれました。
普段と侠気のギャップは見ていて楽しく、そして作中の女性陣はもちろん読者も思わずキュンと胸が高鳴る御仁です。
長々と語らせていただきましたが一文にまとめるとカタギに迷惑をかけるのは御法度という信念に基づいて、少女の身でありながらステゴロも含めて世直しをする事になるというのがあらすじとなっております。
お目汚しを失礼いたしましたが、少しでも興味を持っていただけたのであれば是非ともご購入を検討してくだされば幸いです。by 名乗らない方-
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5.0
作り込まれたRPGレベル
裏切られて死んだヤクザの龍が、同じように裏切られて死にかけていた異世界のお姫様リューの体に入ってしまい、世直し?革命?いやもう世界を変えるくらいの活躍をする話
世界を統べるのは6人の王
六王はそれぞれの国で「魔王の体の一部」を管理しているが、それぞれ問題も抱えていて魔の者にしてみれば突きやすい隙でしかなく
そのせいで各国が荒れたり歪んだりしている世界
龍が入ってしまったリュー姫は六王の一角、剣王の娘で
跡目争いで兄に裏切られて死にかけて(というか死んだ?)、国を追われて逃走していた
最初、リュー姫は頭の中がお花畑で無能…みたいな描かれ方をしてたけど、しっかりと自分を持っていて剣王としての素質も兄より優れているかもという掘り下げもされる
龍とリューの状態も徐々に明かされていくし、世界がプラス方向にもマイナス方向にも目まぐるしく変わっていく
そもそもが世界が荒れているのと、ヤクザが活躍する土壌ができてるってことで
薬物問題や風俗問題、賭け事やらシノギやらの話が出てくるので、軽ーい話ではないけど
よくある「この設定いらんくね?」みたいな部分は皆無なくらいに作り込まれたストーリーや世界観
上辺だけのヤクザやら任侠のイメージで薄っぺらいことを言ったりしない主人公
主人公が十分な力を持ちつつ、チートにはならない脚本
絵が描き込まれてるので、逆にちょっと見づらいところがあるのと
本当に(たぶん)ディープなヤクザの専門用語が多くて分からない部分があるのと
少しとっつきにくいかんじはするけど、おもしろいよby 午後3時の通りすがり-
1
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1.0
男の人は
下半身に脳みそついてるんですかね?
そもも脳みそついてるんですかね?
ほんっとチョロい。
大事なものがなにか忘れんなよ〜by どよす-
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