【ネタバレあり】天官賜福のレビューと感想

原作のストーリーには及ばないものの…

コマの一つ一つが絵画のような本作品。眺めるだけでも眼福です。紙版コミックも全ページフルカラーですが、セリフがやや変わっていてこちらの方がしっくりきました。原作の天国と地獄のストーリーにはまだ遠いものの、キャラクターをイメージしやすくて親しみがもてます。
何と言っても800年に渡る陰謀と人生と愛が描かれた作品ですので、邦訳版小説はまだ手が出せないという方はアニメ版をぜひ。それだけでも世界観が広がり考察が深まりますよ。

名作です！今一番の推しです！

鬼の花城(三郎)は800年もの昔、当時小さかった三郎は 助けて貰った仙楽太子(謝隣)に出会い、そして訳あって離れてしまう事になったが その間、仙楽太子の事を一時も忘れる事を許さず慕い続けていた。もうそれだけでも何度も泣けてきます！そして、再び｢鬼花婿事件｣で2人は再会するのですがアニメも漫画の方の三郎のその時の横顔が愛おしい人にようやく！逢えた喜びにこちらまで胸が張り裂けそうな位 感動ものです！是非、味わってみて下さい！

アニメしか見た事なかったけど漫画こんな絵綺麗なんだ!?まじで殿下と三郎の距離どんどん縮まってて嬉しいしそれ以外も普通に面白い

最初は何が何だか分からず惰性で読んでましたが(絵が綺麗だから)
他の人のレビューやら読んで再度読んだらどんどんはまって2回目読み直し
読み直すとどれもこれも意味あるシーンに思えて楽しい
すっかりハマりました笑

800年間、拗らせ続けた

原作小説からきました。
現在日本語翻訳での最新巻である4巻までとアニメ版を、墨香銅臭さんの作品は紙本で出ている小説全巻履修済みです。
まずは漫画化に感謝を。これまでなかなか機会が無く手に取ることができなかったのでこちらで読ませて頂くことにしました。
表紙から思っていた事ですが、絵が大変美しいです。恐らく、原作小説やアニメを見ていないと少々分かりにくいストーリーではありますが(元々墨香銅臭さんの作品はストーリーが難しい傾向にある様に思います。)、人面疫の描写などが本当に謝憐の心に深い影を落としているのだという事がより強く伝わりました。
個人的には日本語翻訳版の3巻の内容をこの美しい絵で見ることができるのかと思うと楽しみで仕方ありません。2巻からはずっと誰かしらの尊厳破壊というか、とにかく辛い描写が続いているので、その悲惨でややこしいシーンがどんな風に描写されていくのか。本当に楽しみです。
最新巻まで、そんなずっと誰かしらが可哀想回が続いているので、序盤に登場する鬼王閣下が殿下に出会えてご機嫌なのが可愛らしい。心が癒されます。査反で心が辛くなった時などにもここに戻ってきたいなと思いました。

難しい

画は劇画風で登場人物はそれぞれ見目麗しくかなり写実的です。
内容は神という言葉がよく出てくるので人間と神が同じ時間を生きているのでしょうか。
でも登場人物の難しい漢字の名前が馴染めず殺戮の場面も多く、楽しく読み進めるのは困難になりました。

暗がりの話なので

戦闘シーンなんかは暗がりの中の話なので、黒とどす赤いのが基調なのはわかりますが見にくくて見にくくて大変です。
後、原作の小説の方も並走して読んで置いた方が解りやすいと思います。
しかし、仙人は数千年単位で生きているイメージがあったので800年の道官(道教の神と仙人は似て非なる存在)は何だか若造に思えて。
でも、800年追いかけて？探して？いる方は筋金入りのストーカーに見えて笑えました。

小説も読みたくなる

とにかく絵が美しい。殿下の可愛さとホワチョンの一途な思いがよく描かれていました。読み返し必須の作品。続きが気になって仕方ないです。

画力

画力はスゴイ。まるで映画を観ているかのような美麗なイラスト風の作品。ただ、ストーリーがよくわからない。聞き慣れない単語ばかりで、説明が欲しい。

こっちのサンランも好き

アニメを見てシエリェンとサンランはどうなるんだろうって気になってマンガ版を読み始めました。
アニメ版とマンガ版はサンランの感じが若く見えますが、勝手に脳内変換されたアニメ版の声のイメージと合わないので、早々に軌道修正して読んでます。
話数は、アニメ版が出てるところまでみたいなので続けて読むか考え中です。