【ネタバレあり】悪役として生き残る方法のレビューと感想（2ページ目）

転生して生き残るために頑張る

現代の会社社長が病死して、愛読書の中の悪役皇帝に生まれ変わる。主人公である、敵国の王子(今は人質)に敵を討たれない為に、いろいろ画策して、仲良くなるのだが。
皇帝の妹と恋するはずの王子は何故か皇帝にゾッコンで…
明るくて可愛い皇帝とクールな見た目だが、一途な王子とのやりとりが楽しいです！
侍女もいい味出しています。

途中までは大好きでとにかく最高！と思って読んでましたが、私の地雷のひとつである生まれ変わり（2人揃っての生まれ変わりなら可、片方だけ全くの別人に生まれ変わって再会は不可）が起こってしまい、いくら魂はその人でも、ついこの間まで愛してた人とはまったく別の肉体の相手を愛するって、浮気みたいで抵抗があるんです。
しかもその相手の元の人格はどうなっちゃったの？と思うし。
途中まで大好きな作品だったからショックでした。

転生ものの中華BL

よくある悪役令嬢に転生ものの悪役令嬢を、悪役皇帝♂にした感じの中華BLです。
転生前に読んでた小説の大ファンだったのに、よりによって南燕国の皇子に復讐される北国の悪役皇帝に転生してしまった主人公。
この世界で何とか生き延びるために、敵国の捕虜として捕えた皇子を牢獄から救出してとことん優しく接し、周りの家臣や侍女達の事もめちゃめちゃ大事にして好感度をあげる作戦に出ます。
小説の主人公だった南燕国の皇子「河清」と物語のヒロインをくっつけてハッピーエンドにしようと奮闘する北国皇帝「予安」。
でも予安の意に反して物語は思わぬ方向に…
この二人のコメディみたいなやり取りがすごく微笑ましいです♡
両思いの二人は敵国同士、障害が多すぎてなかなか話が思うようには進みませんが、テンポがいいので目が離せなります。
河清は恋に一途な超イケメン、予安はお人好しの可愛いキャラ、障害を乗り越えて何とか幸せになって欲しいと祈るばかりです！

傑作！誰が何と言おうと面白い。ひねりが効いていてストーリーに勢いがある。主人公のお茶目な性格も好きだし、河清の一途さも心を打たれる。そして私はこの人の絵が好きだ！

綺麗な絵とキュっと締め付けられる想い

予安と河清
転生物なんだけど好きな小説の中に転生し
主人公である河清に亡き者にされないようあの手この手で嫌われないようにする予安

でも転生してきた予安のせいか？話が変わってきてしまった
まさかの敵になる河清も予安のこと愛してしまいセツナイ想いをする
復讐しなければならない立場なのに
愛する予安を命がけで守る

予安のことが好きになりすぎて一緒に生きていきたい河清
河清の幸せを祈る予安
お互いの想いがどう重なるのか？
とりあえずBLっぽいけど違う角度でもみれると思う
とにかく河清の想いがキュ〰️ってなります