皇帝の子供を隠す方法
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あらすじ
新婚初夜に皇帝である夫のカイゼンから離婚を告げられ、「一夜限りの妃」と呼ばれているアステル。 親からも見放され家を出た後、身篭っていることが分かりひとりで子を産み育てる。その息子のテオールは皇族の証である赤い瞳を持っており、アステルは愛する我が子が政争の道具に利用されないよう必死に身を潜めて暮らしていた。 しかし、親子はついに皇帝のもとへ連れて行かれ、太皇太后の遺言により南部領地の相続が片付くまで、皇帝カイゼンと行動を共にすることになる…
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みんなのレビュー
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子はかすがい。すれ違った夫婦を引き合わす
良くある設定、月並みな話なのだが読ませる力がある。
アステル(ヒロイン)は結婚1日で新婚の夫に離婚を言い渡される。実はヒロインはその一晩で子供を授かるのだが、夫を深く愛していたために彼の前から姿を消す。
その6年後、地方の田舎で祖父と生まれた子供を貧しいながらも慈しみながら育てていたヒロインを、皇帝となった元夫が連れ戻しに来るところから話が展開する。
何度も使い古されているテーマで、おそらく皇帝である夫は沢山の政敵と戦い抜くため、当時、妻への恋慕を切り捨てたと思われる。
アステルも昔と変わらず再会後も夫に惹かれるのだが、最優先は自分の息子の身の安全であるため、今だ政争と政敵に渦巻く皇室暮らしには戻りたくない。
子の父親である真実を伏せられているにも関わらず、自然と妻子と寄り添おうとする皇帝。
危険から息子を遠ざけたいヒロイン。
その2人で綱引きが続いている。
アステルが子供を心から思いやり可愛がっているのが、類似の他漫画と違うところか。
とっとと元夫に真実を話し、元鞘に収まり、2人で国を平定するのが吉です!!と言いたいなーーー!!by ぼーちゃ- 198
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5.0
皇后の地位を捨て息子との未来を望む!
アステルは初夜を済ませたばかりなのに、陛下が亡くなったという理由で、一夜限りで皇后の地位を剥奪された、10歳からありとあらゆる妃教育を全力でやり抜いた結果がこれ…
それも全て離婚を切り出した新陛下への愛ゆえに、父親の公爵の言う事も聞かず祖父の元を頼った、間もなく陛下との子供を身籠った事を知る、そこから息子を政争の具から守る為、叔父の子供として国に出征届けをする等とことん努力した…
瞳の赤色が紛れもない皇族の色、息子の瞳の色を変える目薬を開発して万全も期した。それなのに6年後、太皇太后の遺言のせいでアステルは、探し出されてしまう。
優秀なアステルは息子と、こんな時の為に叔母と甥という芝居を何度もしていたから、疑われずに済んだ、遺言の土地等いらないから祖父の年金だけ復活させて欲しいと、そして、問題が解決するまで王都にとどまる事になった、
最新話までまだ息子が陛下の子供だとは気づかれて居ない、陛下と別れた当時彼は大胆な粛清をして国が騒然とした、その荒波からアステルを守る為なのか未だに皇后を迎えて無い、今後彼女が息子と平穏な日々を暮らせるのか、皇后に復帰するのか?目が離せない!by ナイトゲーム- 65
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4.0
ヘタレ皇帝だから子供は隠してもいいかな
基本、子どもは、自分の出自を知る権利があると思います。でも、今回はないなー。6年前、新婚初夜に「愛していない」のひと言で、一方的に離婚を言い渡されたアステル。確実に政争に巻き込まれると分かっているのに、場合によっては、命を狙われる可能性があると分かっているのに、テオールの出自を明かすのは、愚の骨頂。我が子の人生を守るために、知恵と勇気を振り絞って闘う母親としての姿、カッコいいです!
それにしても、アステルとカイゼンの温度差が、おもろーです。少なくとも現時点で、カイゼンとどうこうなろうという気持ち、アステルには微塵もない。そりゃ、そうだ、一人でテオールを育てようと決めた時点で、女は元パートナーを、物理的にも精神的にも排除するものです。
一方、カイゼンのほうは、未練たらたら?彼なりの理由なり、正義なりがあって、アステルと別れたのでしょうが、完全に説明不足で、伝わっていないって!「加害者」のほうが、ことの重大さを認識していないって、本当だね。
このままだったら、どうしようもなくストレスが溜まるお話だったけれど、テオールの可愛さ、素直さ、天然さが、全ての救いとなっています。アステルが皇后の地位に復帰するには、父レストン公爵の絡みなど、めちゃくちゃ問題が山積みだけれど、テオールのために、丸く収まるんだろうな。
さあ、ヘタレ皇帝のカイゼンよ、アステルを含め、ほぼ全ての女性読者から総スカンをくらっているこの現状、巻き返しの道のりは容易ではない。でも、父として、夫として、這いつくばってでも、家族の信頼を取り戻して、見せてくれ!by Mayaya- 16
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5.0
ストーリー展開ドキドキ面白い
まだ読み始めたばかりですが…幼い頃からカイゼン皇太子の婚約者として彼を支えようとマナーや教養を身に着けがんばってきたアステルがようやく結婚した夜に皇帝が亡くなりカイゼンから離婚を言い渡される。この時点で2人とも未練タラタラだと想像できます。カイゼンはたぶんこれから起こる政権争いにアステルをまきこまないようにかな?そしてアステルも何となく察して身をひいて実家を出ます。その後妊娠に気付き母方の祖父を頼りながら皇族の証である赤い瞳の息子テオールを1人で育てます。そこに突然皇帝からの呼び出しがかかりアステルはテオールが政争に巻き込まれないように瞳の色を変え皇帝に会うことになります。たぶん一番の問題はアステルの父親がカイゼンの政敵になっていることと思うのですが…普通は娘が皇太子の婚約者になれば喜んで味方になると思うのですが、皇太子の頃から嫌がらせを受けてたのでカイゼンは素直にアステルへの想いを伝えられなかったのかもしれません。これからアステルがテオールをどう守っていくのか?カイゼンと再び結ばれるのか?楽しみです。
by よっし~~- 14
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4.0
息子への愛情>元夫への愛情
あらすじはトップページのそれを読んでいただくとして、無料分32話まで読んで私が面白いと思った内容と個人的に気になる点を述べます。
この作品の面白いところは、ヒロインアステルが皇帝カイゼンの子テオールを、カイゼンを含めた周りの人たちに自分とカイゼンの子だと知られずにひっそりと母子で平和に暮らすという目的のため、周りのどす黒い思惑や陰謀から、自らの知恵と経験で先読みし、母として大事な子供を守るかというところです。
ただの恋愛ものではなくて、アステルは元夫カイゼンへの愛情よりも(32話時点ではあまり感じられない)子テオールへの愛情に全力を傾け、でも元夫カイゼンは元妻アステルに無意識的な愛情を、周りに好意があると気づかせるレベルの行動で表している。このスレ違いと息子と気づいていないカイゼンのテオールへの可愛がりも面白い。
周りが敵ばかりの環境で愛息テオールを頭を使って守りきるアステルの頭のキレ具合がかっこよく、いつになったら彼女の目的が達せられるかドキドキしながら先を読みたいと思わせます。読み物としては、面白いので無料分だけでも読んでみてください。
ただ、気になる点が一つあって、時々、特にカイゼンの目が寄り目になります。他の登場人物も気になる時ありますが、カイゼンの寄り目率が高く、私はどうしても気になったので☆を一つ減らしました。たまに寄り目で話に集中できないこともあり(苦笑)、それがなければいい作品かな?(笑)
この先はカイゼンとアステルが元さやに戻るため、いろいろ恋愛以外に政治絡みの陰謀などもあってますますお話に引き込まれるのではないかと思ってます。
まずは無料分を読んでみては♪by いたおちゃん- 11
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