みんなのレビューと感想「鵜頭川村事件」(ネタバレ非表示)
- 完結
- 2話無料/毎日無料で32話まで(2026/06/22 11:59まで)
みんなの評価
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4.0
リアルすぎる
このお話、フィクションなのがびっくり。本当に遭った事件をモチーフにしているのと思って、ネットで調べまくってしまった。
日本人が持っている差別意識がリアル。権力を持った人間が大した理由もなく勝手に決めた条件で他人を見下す。何故か見下された方は忖度しなくてはいけない。大なり小なり日常にあると思う。
見下された方は極端な形で権力をひっくり返そうとすると無差別に攻撃してしまう。
全ての人間の持つ心の闇をまざまざと見せつけられて思わず自分自身に問いかけてしまう。私は見下していないか、見下されていないか。理不尽なことに対する怒りはないか。by まりりりんま-
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4.0
閉鎖的集落から見る、人間の根本
全話無料で読ませていただきました。
リアルに描かれているので、胸糞・グロには注意です。
元々閉鎖的な村が、天災で陸の孤島となった。
それを機に今まで虐げられていた弱い立場の者たちが、強者・権力者に牙を向く…
と、そんな簡単な構造ではないのがこの物語の面白いところ。
首謀者はカリスマ性と頭の良さで『復讐』していることを隠し、首謀者に賛同する若者=弱者側は、自分たちでは何も考えていない『無能集団』。
権力者側は今までの自分たちの行いから自暴自棄になり、結局被害者を増やして自らヘイトを集めに行く愚か者たちで。
最終的に主人公(権力側の娘が嫁で、久しぶりに帰省したら巻き込まれた)や村の外の警察など、外部の人間が介入することで事態は収束した。
いち早く外部側に立って、暴動側と同じ土俵に堕ちそうになった主人公を戻す役割をした女性(弱者側だが暴動に加担せず)が、理性的で素晴らしい女性の様に描かれているが、実質的な被害を受けていないからできることだよなぁ…と思ってしまった。
本作の一番の被害者は、弱者側出身で権力側に嫁ぎ、義父から日常的に暴力(言葉も腕力も性-的にも)を受け、夫には助けてもらえず、弱者側の人々からは権力側として見られて追い詰められた女性なのだが…
本当の弱者は立ち向かうどころか、声を上げることすらできない。現実に忠実に書くとこうなるんでしょうね。
外部に制圧されて表面上の問題は解決しても、根本は変えられない…
鬱々とした漫画が好きな方には刺さるかもby ぺぇにょ-
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4.0
終わり方あっさり
展開が早く、全く飽きずに読み進められます。とてもストレートに熱がぶつかりあっていた時代に起こってしまった惨劇の話でしたが、現代でもそれがネットというスペースに隠れてしまっているだけで、充分起こりうる話の様に感じました。
by こんくらべ-
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4.0
全話無料との事で、ありがたく最終話まで読みました。
昭和の閉ざされた村で起こった暴動のお話。
(もちろんフィクション)
読んでると、田舎独特の閉塞感や鬱屈とした空気感に気が滅入りますが、最後まで読んでみると一体この騒動の目的は何だったの?と。
完全に自警団首謀者の、親に愛されなかった、この村を出られなかった、という八つ当たりだし私怨じゃん。
結局全く救いのないような終わり方だったけど、一番最後、もしかしてこれ実話?と思わず誤解しそうな仕掛けはなかなか面白かったです。
ところで"エイキチ"って、一体何の象徴?by ボブメアリー-
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4.0
面白い
私はかなりホラーが苦手なんですが、内容がおもしろく少しビビりながらも全然おもしろく読むことができました!
by あいうえおさんのデジタル-
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4.0
哀しい終わりでした。
家を守るために小さな村で起きた事かもしれません。そのため、辛い思いをした子供達、なまじ都会の情報が入ったばかりに、村の可笑しな風習に気づいてしまう。哀しい事件ですね。
by せいちゃんばぁば-
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4.0
暴力を抱えて
土砂崩れによって孤立した閉鎖的な村落、そこで起きる連続殺_人事件。
思春期に横溝正史の洗礼を受けた私のような人間は、もう設定だけでワクワクが止まらない。
事件が起き、犯人がいて、名探偵が登場し、トリックや動機を暴く。
本作は、そういう「普通の」サスペンスではない。
前近代的な共同体における支配する側と虐げられる側の軋轢、鬱屈した大人たちと「外の世界」を知り始めた若者たちの衝突。
本作が描こうとしているのは、個人間の動機によって引き起こされる殺_人事件の顛末ではなく、時代の変化とともに、今まさに崩れ去ろうとしている共同体の姿そのものなのだと思う。
もちろん、原作の利があってのことではあるが、その心意気やよし。
で、これ、間違っていたら申し訳ないけど、原作者、どう考えても横溝正史好きだと思う。
本作の着地点は、崩れゆく封建的な共同体に漂う宿命的な哀愁と、その因習、そして呪わしい血縁の束縛から逃れられなかった人間たちが引き起こす悲劇であって、それは、あまりにも横溝正史の作品テーマそのままであるから。
ラスト近く、主人公が、自分の中にも暴力の芽があることを自覚するシーンが素晴らしい。
上手く言えないけれど、聖人君子でない限り、差別や暴力というのは自分の「外」にある出来事でも概念でもなく、自分の中にもそれは、少なくともその種はあるのだ、ということを見つめないことには、変えられないことがあると思うから。
古い共同体の呪いから逃れようと思うなら、きっと、自分だけキレイなままではいられない。
でもまあ、これは原作が凄いな。by roka-
4
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4.0
ドラマから入って漫画の方に来ました。設定がだいぶ変わっているので、まだこれから面白くなることを期待します。
by とろまさ-
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4.0
実話に基づく話
実際に起きた事件をもとに描かれてると思って読むからか、人の狂気のソレがとにかく怖かった…。本当に怖いのは、お化けでも霊でもなく、人間の狂気!
by 通りすがりの○○-
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