【ネタバレあり】大正身代わり婚～金平糖は甘くほどけて～のレビューと感想（85ページ目）

主人公が可愛く、なんと心美しいこと！

お姑さんに、こんな気持ちで接することができるなんて、ほんとに素晴らしい！
昔は、こういう人多かったのなぁ？
また、姑の、人柄も今のとこ良さそうで、
なんか、ほっとします。
姉が心配ね。
でも、やっぱ意地悪は、幸せにはならないよ？
と、個人的には思うし、あながち間違ってない！

ひたむきさは強さ

どんな扱いをも甘んじてうけるヒロイン。でも、与えられた環境で、自身にできることを探して、頑張る姿は、とてもステキだ。病の義母に、少しでも口にしてもらえるものを考えるなど、なかなかできることではない。

虐げられて育つと、普通に育った人には分からないことで遠慮したり謙遜したりしてしまうのかな。すごく魅力的な主人公の幸せを見守りたくなります。

よくある姉に虐げられていた妹がイケメンに嫁ぐ系のお話です。
お菓子作りのシーンは斬新で面白いです。
ただ、ほかのお話と被りすぎてるかな？

よくある設定の明治大正封建制度の妾の子がいじめられて下女扱いからの身代わりでお嫁に行くパターン。
違うのはお菓子作りのシーン？
でもいじめられてた妾の子が、バターとかベーキングパウダーとか卵とか、当時珍しいお菓子の作り方知ってるとはちょっと………

お菓子

ヒロイン手作りのお菓子が随所に出てきて、美味しそうです。謙虚で、健気って大事ねーと思いながら読んでます。

またこの話？

おんなじ話を人が変わって描いてるの？そうなるとどうしてもあの好き嫌いと時代設定で続きを読むか読まないかになっちゃうのでは？しかし、虐げられていた子がみそめられるという展開はやっぱりこぎみいいんだよね〰️。

素敵なお嫁さん！

思慮深く、思いやりがあって、出しゃばらないで控えめで、誠心誠意に人につくし、真心こもった菓子や料理ができて、私の息子の嫁に欲しい!

幸せになって欲しいと願う

主人公の雪子は妾の子で母親の死によって父親に引き取られ、女中以下の扱いを受けて暮らしています。姉の我儘から代わりに結婚することになります。結婚は形式だけのものと思っていたお相手の旦那様でしたが、雪子の優しさに惹かれていきます。雪子が言えずにいた秘密も最後には報われ幸せな日々を送るようになりました。
引き込まれる内容に次々と読み進めてしまいました。

純愛です。

この時代の男女の恋愛は本当に控えめで純粋だと思う。
ヒロインは過酷な境遇にあり、そこから幸せになっていく物語は、いつの時代も面白く素敵です。
こんな出会いをしてみたいと思いながら、ストーリーにハマってしまい現実逃避しています。