蛍火艶夜
- タップ
- スクロール
- 作家
- ジャンル
- BL漫画
- 出版社
- 新潮社
- レーベル
- BUNCH COMICS
- 配信話数
- 17話まで配信中(47~48pt / 話)
- タグ
あらすじ
反芻者続出の話題作。待望の単行本化! 大ボリューム本編212Pに加え特別描き下ろし16Pを収録。「このえり巻 先に特攻で逝った人から貰ったんです」1945年3月、徳島。報道の為、特攻隊の写真を撮影に来ていたカメラマンの淀野は、田中志津摩一飛曹の朗らかな笑顔に惹かれながらも、彼の運命を思い、うしろめたさを覚えてしまう。ある晩。不意に淀野のもとを訪れた志津摩。話し込むうちに、レンズ越しには見えなかった深淵が――。(『田中志津摩一飛曹編』)時は第二次世界大戦末期。苛烈な争いのなか、國の為、自らの命を武器に闘うべく募られた特別部隊。“神風特別攻撃隊”――……。焦燥、憧憬、苦慮、希望、そして慕情。生命の灯が揺らぐ日常で、魂をぶつけあう漢たちの秘められた夜6編に加え、特別描き下ろしを1編収録。濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、劣情の上巻。
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みんなのレビュー
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ただのBL作品ではない。
言葉にならない。
NHKの特集やお堅い新聞記事では絶対に見ることができない
でもそこにあったことがすんなりと想像できる
時代背景と環境、今よりずっとタブーだっただろう男性同志の恋愛、抑圧された性事情。
胸が苦しくなる。
切ないストーリーと濃密な行為描写に感じる満足感と
重く暗い事実に基づいた時代背景の描写が与えてくる絶望感と悲壮感
BL作品をよんでこんな複雑な気持ちになる日が来るとは思いませんでした
誰にも言えない気持ちを抱いたまま
英霊となられた方々が愛する人と死後の世界で、あるいは来世でまた出会えていたらいいなと
思いますby うまむすめ介- 25
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5.0
斬新でした
そんな視点でみたことがなかった!
特攻隊のことは色々と調べたり訪れて知っていましたし祖母の弟が特攻隊を見送る任務についていたこともあり話は聞かされていましたが
性
の視点から今まで一度も考察したことがなかったため
こんな見方もあったのかと大変驚きました。
実際にあったのかなかったのか
私には判断できませんがあってもおかしくない精神状態、そして年頃ですね!!
私が幼い頃は昔の人はすごいな、すごいお兄さんや大人がいたものだと思っていましたが
私自身が年齢を重ねていくと
若く幼い人たちが散っていったことに胸を痛める年になりました。
ただただ敬意を称します。- 11
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5.0
作者さんに拍手
命と直結する特攻隊とBLというお話に、もしかしたら嫌悪感を抱く人もいるかもしれません。が、個人的に作者さんの勇気に拍手を送りたい気持ちです。命と隣り合わせの日々の中で、唯一心を熱くさせるものが性の交わりだったのかと考えると、平和をありがたいと心から実感させられます。
by ゆきゆきを- 9
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5.0
読み応えがすごい。作家の情熱を感じる。
才能と情熱と勢いのある作品でした。
一般的なBL作品とは一線も二線もかくす個性的な作品ですがとても面白かったです。
明日死ぬかもしれない環境の中で限られた欲を愛とするしかない人の記録の生々しさがある良い本です。
下巻も楽しみ。by 不明のファイル- 9
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5.0
なんだか色っぽい
他のWeb漫画サイトでお試し読んで、こっちにもあったから、こっちで途中まで閲覧した。
絵が、滅茶苦茶写実的というのでもないのに、なぜか色気がある。
あと、多分、純愛と性と尊敬や憧憬などが愛憎とない交ぜになったような各キャラの複雑な心情が、妙に生々しい。その生々しさも含めて、やけに色っぽい。
読んだのはまだ初めのエピソードだけだったが、感情の複雑さをここまでの短さで描写できるのは凄いと素直に思う。絶対最後まで追うと思う。by 雌だけど女じゃない- 2
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5.0