4.0
一冊で完結しているので気軽に楽しく読めました。
主人公エステルが、幼いころから我慢を続けてきた日々の中でも、情の厚さを失わずに育ってこれたことは奇跡的です。その後、別の大陸で羽を伸ばす様子は、暖かく見守りつつ楽しませていただきました。
真の聖女として扱われたアカネは、元からどれくらいその身分について理解していたのか…。巻き込まれ流された先がどうにも哀れ。
by
りんごやーさん
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