【ネタバレあり】見捨てられた推しのために【タテヨミ】のレビューと感想（3ページ目）

推しのため頑張る姿が可愛い

主人公は推しのカエルスを守るため、小説の世界を奔走していて、毎回終わりに小さいキャラが楽しすぎる(笑)聖女は、いいこちゃんだけど時には視点を替えないとダメなんだなぁと面白くみてます(笑)

主人公の自我があるからか、読んでいて応援したくなりました。冷たい態度はけっこう怖いなと思いましたが、それもこの作品の魅力だなと思いました。

絵が綺麗でお話のテンポもいいです。ただ、主人公に感情移入できません。カエルスが復讐を望んでないと言っても自我を押し通し復讐を続行、否定されれば何故自分を否定するのかとうじうじ、相手のためと言って結局は自分の願望を満たすためだけに行動してるように思えてしまい自己中心的すぎてどうしても好きになれません。そのうち主人公の性格が改善されるのかと思って読み進めましたが、半分以上読んでも一向に改善されません。こればっかりは個人の好みだと思うので主人公の性格さえ受け入れられれば面白いと思います。

オタク魂が突き抜けて面白い

小説の世界に憑依したヒロインが、推しの死を知った所で、推しの亡くなる前の時間軸にタイムリープしてオタク魂を炸裂させながら推しを支えていくストーリー。
韓国の転生や死に戻りのストーリーは、複雑な物が多く理解するのに難儀するのですが、これは分かりやすくて面白かった。
ヒロインのオタク心が涙ぐましく、推しのカエルスに愛される事より、幸せになってもらう為に行動する様子は応援したくなる。
聖女に失恋して傷つき、国の為に汚れ役をやらざるを得なくて死を選ぶほど苦しんだカエルスが、自分の為だけに尽くしてくれるヒロインに惹かれていく過程が素敵。
とにかく推しのカエルスが憂いを含んだ超美形なのでそれを見るだけでも眼福です。

颯爽と推しを助けに入る主人公、そりゃいきなり現れて、未来予言するような話をされたら引くよね。でも、転生して推しと出会えたらめっちゃ助けたい。わかる〜。

推しはブレない

推しと簡単に両思いになるかとおもいきや、推しは推しとブレないのは流石。でも、ここからどう進展させるつもりなのかが気になる。

、

異世界転生したら大好きな小説の中だった！
推しは病んでしまったので 健全な推し活の為に もう一度過去に！！
推し幸せなれ！

推しのために！

めちゃめちゃ面白い！
推しのために転生したといいながら、推しとの距離は保ちつつ、
遠くからサポート的な、お金みんなつかっちゃった～っていうのが笑える。
色々あって、今度こそ推しのためになる人生になりそう。

カエルスめっちゃカッコいい〜！ヘスティアの推し加減がすごすぎて（笑）カエルス（推し）のために奮闘するヘスティアが、ビジュアルと中身のギャップに更に笑えます。面白いです！

爽快感

今まで出会ってきたこういう悪役転生系って、悪役なのによいことばっかりして結局聖女みたいになる、という展開のものが多かったのですが、ヘスティアはお人好しじゃないので「カエルスのため」という目的から言動がブレないので読んでいて気持ちがよいです。皇太子夫妻が追い込まれていく様は見ていて爽快です。