娘がいじめをしていました

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あらすじ

【あらすじ】中学時代にいじめられた経験を持つ赤木加奈子はある日、小学5年生の娘・愛が同級生の馬場小春をいじめていることを知り、家族で馬場家に謝罪に向かう。加奈子たちの謝罪はその場では受け入れてもらえたものの、小春はその後、不登校になってしまう。小春の母・千春は苦しむ娘を見て知り合いに相談するが、SNS上での匿名の告発をきっかけに、思いもよらない事態へと発展してしまうのだった──。我が子への不信感、夫との意見の相違、SNSで巻き起こる炎上…様々な問題に翻弄される二つの家族。自分の子供がいじめの当事者と知った時、「正しい対応」とは果たして何なのか?いじめ問題を加害者家族、被害者家族双方の視点から描く、意欲的セミフィクション。【「シリーズ 立ち行かないわたしたち」について】「シリーズ 立ち行かないわたしたち」は、KADOKAWAコミックエッセイ編集部による、コミックエッセイとセミフィクションのシリーズです。本シリーズでは、思いもよらない出来事を経験したり、困難に直面したりと、ままならない日々を生きる人物の姿を、他人事ではなく「わたしたちの物語」として想像できるような作品を刊行します。見知らぬ誰かの日常であると同時に、いつか自分にも起こるかもしれない日常の物語を、ぜひお楽しみください。

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ユーザーレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    親“たち”全員が気持ち悪い

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    加害者側の親、被害者側の親、相談を受けて首を突っ込む親、うちの子は関係ないけどいじめっ子は消せという親…
    子どもたちが望んでいないのに自分たちの体裁を守るために子供のことを考える“フリ”だけして暴走する親しかいないのが現実にも似ていて面白かったです

    子どもって親の介入がなくても意外にちゃんと解決できたりするんですけどね
    いつまでも子どもでいてほしい子離れできない親同士が争っていて問題を大きくする…現実でもありますね

    自分のことしか考えられない精神年齢の低い大人たちの話という印象でした

    by る☻
    • 101
  2. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    私は、息子が小学校の頃、息子がいじめにあっていました。やはり学校を超えて、直接、相手の親に連絡をしてしまいました。学校は、それから動きました。今でも思い出すとむかつきます。相手は謝れば済む、意外とけろっと、向こうから挨拶してくるぐらい、過去のこと。でも、された側は今でも覚えてるし、人との付き合い方をどーしていいか、苦手になってしまって、信頼できる人が作れないでいる。小学生のいじめは、大人になってからも忘れられないんです。いじめは、心を傷つける犯罪です!!

    • 248
  3. 評価:4.000 4.0

    胸が苦しい

    ネタバレ レビューを表示する

    まだ途中ですが、自分も中高いじめられていたので小春ちゃんの気持ちが解る。親になって、息子も学校でお友達とトラブルで学校に行きたくないと泣きながら訴えてきたことがあり「行きたくなければ行かなくていいよ」って学校サボって二人で遊びに行ったことを思い出した。幸い気持ちを切り替えて次の日は元気に学校に行きましたが、ホントにやった奴は軽い気持ちなんだろうが、やられた側は一生のトラウマにになります。今だに自分は人間嫌い!極力人とは関わりたくないです。

    • 182
  4. 評価:5.000 5.0

    いつの時代も

    この漫画を読んで感じたのは、時代がどんなに進化しても、いじめは変わらないなぁってこと。SNSが出来て、余計にややこしくなって、なのに精神みたいなものは進化しないんだなって思いました。
    自分が虐められたのは、もう30年以上も前のことだけど、いまだに鮮明に覚えています。当時はネットなんて、普及してなかったけど、それでも地域の全員が、自分が虐められるような人間だってことを、知られている気がして、正直人と関わることが苦痛でした。
    虐めっていじめっこといじめられっこじゃないんです。いじめられっこと、その他助けてくれない全員なんです。「私の子は虐めてない」ってなに?って正直思います。虐めを見て笑ってなくても、参加してなくても、助けてくれない時点で、すでに虐めてるんです。
    自分には助けてくれた人が、一人だけいました。その時はそれすら信用できなくて、いじめっこと同類に思ってしまって、大人になって初めて助けてくれたことに気付きました。あの時気付いたら、何か変わっていたかもしれません。少なくとも、一人でも味方がいると気付けたら、それでも学校や周囲と繋がろうとする事に、決別できたかもしれません。
    ただ、この漫画を見て、自分はいじめっこがいじめてきたときのことだけじゃなく、その時回りでひそひそしながら、遠巻きにその様子を見ていた全員を忘れていないことを、改めて実感しました。許すつもりがないことも、自覚しました。30年以上も経って、若い時に負った傷は、人と関わる度に足枷になっています。人と親密になることを拒んでしまっています。ネットに晒すとかじゃなく、それだけ重大な罪であることを知ってほしいって思いました。
    長文失礼します。

    • 67
  5. 評価:5.000 5.0

    加害児童の心のケアなんていらない?

    ネタバレ レビューを表示する

    加害児童の心のケアなんていらない、と小春のお母さんは言ってますが、
    私は加害児童こそ心のケアが必要だと思います。
    優しくしろってんじゃなくて「いじめなんてするお前は頭がおかしいから、精神病院でカウンセリング受けろ」って意味です。

    以前どこかでテレビのコメンテーターが言ってました。
    いじめをする子は、家庭に問題を抱えている、と。
    学校での出来事を盛って話す、やたら嘘が混じる、
    誉められたい願望が強い、
    そういう子は学校でいじめをしている可能性があるそうです。親御さん達は参考までに。
    愛ちゃんも、両親から良い子に見られたい願望が強かったですよね。
    何もしてないつもりでも、親が愛ちゃんの心に何かでストレスをかけていたのではないかと。

    私も一度、いじめっ子から謝罪のお手紙を貰ったことがあります。
    彼女は自分の心に問題があった事を自覚していたようです。年の離れた妹が産まれた事で家族の中で孤立したこと、共働きの両親から妹(赤ちゃん)の世話を押し付けられて育児ノイローゼだったこと、ストレスで優しそうな子にイライラをぶつけて発散していた、と書いてました。
    でも、妹が同じ小学校に上がって、皆からお姉ちゃん偉いね!凄いね!と誉められた事で心が回復して、今までやって来た事の罪深さに気づけた、と。
    読んで、何か感情が動いた訳ではないけど、色々腑に落ちました。あぁ、そうなんだ…そうだったんだ、私なら耐えられないな、と思いました。
    いじめっ子を憎んでいましたが、私もいじめっ子にも心があるって事を忘れていたんです。手紙を読んでそれに気付きました。
    …私は、いじめっ子を許さない人があまり好きではありません。
    勿論私は恵まれたケースなのかもしれない。謝罪して貰えた訳だし。もっと酷い事をされてる人もいるでしょう。
    それでも、憎しみしか持たず、大人になっても子供の頃のいじめを語って、死んで欲しいとか言い続けてる「被害者」を見てると、「いつまでそこにいるんだろう…」と思ってしまいます。
    自分の事ばっかり。自分以外の事を想像したりしないんでしょうか。
    この漫画で言えば、小春のお母さんは大人で、愛ちゃんは子供…なのに、これだけ年の差が離れていても、加害者の精神状態なんて考えもせず、憎いだけで終わっている。
    そんなんでいいんだろうか。大人なのに…視点を変える事は出来ないのだろうか、と思います。

    by みそ#
    • 60

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