【ネタバレあり】サタンと貧しき娘のレビューと感想

原題A REGENCY …

CHRISTMAS CAROLで、ディケンズのクリスマス・キャロルになぞらえて1811～20年の英国摂政時代のお話、ということかと。
面白いのはヒロインが先にヒーロー(幻)に会っていて、それをヒーローが夢で見ること。
館が見せるもので予知夢、その選択はこうなるという暗示で、不幸な行く末を見せられて改心しない人はいないかも。
ヒロインの観察眼は素晴らしく、それを有効に使って幸せをつかんだ。
楽しめました。

満足感あり‼️

ハーレクインシリーズはハッピーエンディングが定番で読む側も安心して読める訳ですが、このストーリーは違うの？と胸が痛む描写もありました。だからこそ、読み終えた後の充足感は何倍にもなって、久しぶりにレビューもしてみようかと思いました。
あぁ、良かった…

いいお話しです

お金の亡者になったうえに貴族階級の仲間入りを考えアンと館を手に入れようとしたジョセフが館の3つの夢の正しき導きの恩恵を受けました。恩恵というよりバーバラと出会った事で愛することを知ったからかも

さちみ先生のヒストリカル大好きです。今回は産業革命のイギリスが舞台。館が見せる夢って、少しクリスマスキャロルみたいですが、夢で良かった！

ビックリした。あのままのストーリーで終わってたらどうしようと思った！ハラハラドキドキキュンと出来たお話でした。