あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

  1. めちゃコミック
  2. 青年漫画
  3. 電撃コミックスNEXT
  4. あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

あらすじ

学校や大人たちに苛立ちを募らせる中学2年の少女・加納百合は、ある日突然、戦時中の日本にタイムスリップしてしまう。そんな絶望のなか出会った青年・佐久間彰の誠実さと優しさに救われた百合は、急速に彰に惹かれていく。だが彼は間もなく戦地で命を散らすことが決まっている“特攻隊員”だった――。現代の孤独な少女と特攻隊員が出会った奇跡。TikTokで話題となった大号泣のタイムリープ小説が、待望のコミカライズ!

独自の仕組みで巻にまとめているため、該当する話が単行本と一致しない場合があります。 単行本化されていなくても巻として表示している場合があります。

入荷お知らせ設定

機能について

入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。

ユーザーレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    素敵な作品。

    ネタバレ レビューを表示する

    何気なく、検索したりしていて、偶然見付けたのがこちらの作品です。
    自分の好みかどうか?が分かるのが、絵が綺麗でストーリーも読んでみて感情移入が出来る事。
    この作品は、どれも、私の好みに当てはまってました。
    現実にはあり得ない、1945年6月にタイムスリップしてしまった14歳の女の子、百合(ゆり)。現代ではイライラして、生きて行く意味さえ不明だった日常。
    ひょんな事から、戦時中に来てしまい、体調を崩していたが、20歳の特攻隊員の彰(あきら)に助けてもらい、食堂のツルさん宅に住み込みで働く事に。彰や他の特攻隊員の人達とも打ち解け、なぜ、こんなに良い人達が特攻しなきゃないのか?と悩みます。
    普通はそう思うけど、特攻隊員の人達は、お国のために散る覚悟が出来ていると言われます。
    そんな事を言われたら、何も言えなくなってしまいますよね。
    百合は、何回か彰に助けられて、会って話すうちに、彰の事が好きになって、特攻で出発する前夜、百合の花が咲く場所で告白して、出発を止めようとするけど、もう覚悟が出来ているからと断られます。
    彰が百合に、最後に俺のわがままを聞いてくれないか?と言って、百合にキスをするシーンが切ないけど、素敵でした。
    結局、彰は出発してしまうけど、彰とお別れした後に、百合は現代に戻ってしまいます。
    学校の社会科見学?で、特攻隊の記念館?に行き、特攻隊員の遺書と写真を見て、やっぱり夢ではなかったんだと再確認します。
    百合が、石丸さんの写真と遺書を見てから、彰の写真と遺書を読んだ時に、彰がどんなに生きたかったか。百合を愛していて、一緒に暮らしたかったか。を知り号泣します。私も読んでいて泣きました。
    戦時中の特攻隊員の人達は、どんな気持ちで戦地で散って行ったのかが分かったような気がしました。
    戦争は二度としてはならないと改めて思いました。
    長文になってしまいましたが、最後に、百合が学校で彰に似ている転校生の男の子と出会ったところが唯一の救いで、きっと、彰の生まれ変わりじゃないかなと。何かが始まりそうな結末でした。素敵な作品だったので、続編か番外編を希望します。
    あと、今、実写映画化されているので、是非、観たいなと。本当に素敵な作品をありがとうございました。

    • 5
  2. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    なんとなく気になって読み始めた作品でした。
    本当に感動しました。タイムスリップして戦争の時代に来てしまった百合が、日本が負けるということを思いながら前向きな特攻隊員たちを目の前にして、でも毎日が楽しくて、とても切ないシーンだと思いました。彰の、百合(花)が咲いてる丘で好意を抱き始めていたシーンも感動します。東京空襲で百合のことを助けようとしたシーンも涙が流れます。そしてついに、彰を含める特攻隊員が出撃命令を出されて百合への想いと共に爆発して逝ってしまった。
    百合が元の世界に戻ってきて、歴史資料館を回っている時、ある特攻隊士の手紙を目にした。タイムスリップした時の百合の名前が書いてあった。その手紙の内容を見て、百合と私は号泣しました。手紙ではなくて、百合本人に言えたらどんなに幸せなことか。でも、もう戻っては来られない。その切なさに号泣しました。
    実写版で映画も上映されるということを聞き、すぐに映画館の予約をし、映画も見ました。この漫画が忠実に再現されており、また、戦争時代の景観などもリアリティで感動しました。
    本当にいい作品です。改めて戦争の愚かさや身内の愛おしさを知ることの出来る作品だと思います。何度でも何度でも見たい作品。今までで1番感動した漫画でした。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    今の当たり前に感謝

    映画化の番宣から作品を知り、初めて読みました。今の30代以下の人達には、過去に日本がアメリカと戦争をしていたことすら知らない人が多いかも知れません。でもこれ読むと、当時普通に生きていた日本人は今の普通に暮らしてる日本人と何ら変わらない人達だと感じます。ただ時代の状況で考え方や行動が違うだけで、誰かを好きになったり、守りたいと思う感情は同じ。自分が、どんな過去があって今に存在してるのかをふと考えるきっかけになれる、そんな意義ある作品だなと思いました。

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

    映画につられ

    ネタバレ レビューを表示する

    ついつい完読。
    しやけど、作中の第二次世界大戦終戦前での有り得へんパラレルワールドやのに、泣いた(;_;)

    百合ちゃんと彰くんの時を超えた純愛❤

    個人的に特攻隊にめちゃめちゃ思い入れがある身としては、こんな話もあってええんちゃうか?と言いたい。

    久しぶりに知覧の特攻基地を訪れた時、号泣してタオルがグショグショになった事を思い出した作品。

    この時代があったからこそ、今の日本があるのは揺るぎない事実。

    そんなこんなを実感させてもらいました👍

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    映画化おめでとうございます

    たまたまTVのCMで告知を拝見し、映画の予告を見て漫画を一気見しました。今現在の海外で行われてる争いのニュースをどう思うか、今現在の生活の有り難みを感じているか、家族や友人、最愛の人を大切に出来てるか、そう思わせるような漫画でした。何回見ても感動します。映画も楽しみです。

    • 0

すべてのレビューを見る(51件)

みんなが読んでるおすすめコミック

最近チェックした作品

Loading

おすすめ無料連載作品

    Loading

迷ったら無料で読めるこの作品!

おすすめ特集

>
ボーナスポイント2倍