【ネタバレあり】恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。―妹と結婚した片思い相手がなぜ今さら私のもとに?と思ったら―@COMICのレビューと感想（25ページ目）

公爵家子息ブライトに想いを寄せているイレーネは、魔法が使えないブライトの為に、魔法の根源に関わる「未明の地」の研究をしたいた。決して生きては帰れないと言われる未明の地は瘴気が濃くなると、番人と呼ばれる生贄を差し出す事で瘴気の調整をしていた。
その頃、瘴気が濃くなり番人の選定がされ、義妹のロザリーが選ばれてしまった。
とても仲が良く大好きだった義妹だが、ブライトが妹に想いを寄せていることに気がつくと、ブライトを奪われたくないと言う感情に陥ってしまう。そして、番人に選ばれたロザリーがこのまま居なくなったらと頭をよぎった。
その罰なのか、ブライトは番人になる同じ条件に当てはまるイレーネにロザリーの代わりに番人として未明の地へ言って欲しいとつげる。
そして、イレーネは未明の地へ。
なぜか話ができる国の宝剣サルティスも共に未明の地へ行くことに。
そんな生きては帰れぬと言われた未明の地でイレーネは生き延びていた。瘴気に対する耐性が少しあり、サルティスの助言もあって23年もの間、未明の地の番人として生きていたのだ。
そのイレーネの姿は23年前のあの日から全く変わらないまま。
そんなある日、空に未明の地と元いた世界とを繋ぐ門が出現した。
門から現れたのは、イレーネが恋していたブライトに瓜二つのブライトの息子ロイドだった。

無料分のみ読みました。自己犠牲によって初恋の人を諦めるヒロインという古典的な話かと思ったら。その後の展開がSFめいてるし、魔剣はとぼけた面白さがあるし、先が読めません。

ヒロインが不憫すぎて……

とりあえず、姉が自分の身代わりになって未明の地へ行ったことを覚えてない(あまりの衝撃に記憶を封印したんだっけ？)ロザリーに事実を知ってほしいし、それをロザリー第1主義なブライトがずっと隠していたことも知ってほしい。ウィスに身代わりになることを頼んだ張本人であるにも関わらずウィスの名誉を守れてないブライト、私は彼に疑問しか浮かばない。彼の行動原理が全て愛するロザリーの為であるというのは感じるが、理解はできない。ウィスがどんな想いで身代わりとなり、未明の地で生き長らえ、そして番人として出来うる限りあちらの世界を守ってきたのかを知ってほしい。身代わりを頼んだんだからそれ相応の苦境は味わうべき。何を子ども3人も作って幸せに暮らしてんのかと白けてしまう。ヒロインが不憫すぎてイライラするポイントは多々あるが、それでも面白い。みんなに読んでほしい。そして絵が最高に綺麗！！

どうなると思う？

愛していた人に
代わりになってくれと言われて未開の地に行かなければならなかったイレーネ

血の繋がらない妹のために愛する人から言われた一言は残酷で残虐で…
この世を去ることも地上に帰ることも出来ない

23年間朝も昼も夜もわからない地底で
愛していた人の想い出だけで生きてきたイレーネが不憫で…

さらに別用でこの世界に来たものが愛したひとの息子…それも妹との子供
顔がそっくりとかイレーネの心ズタズタだよね

引かれるのは仕方ないけど
いつかはここから帰らなきゃならない
でも帰れるの？イレーネを置いてきぼりで
ロイドだってイレーネに引かれているし
１人帰れないでしょ？
イレーネは今さら地上に帰ったら瘴気ないから時間動き始めちゃうだろうし
結局帰れないでしょ？
ロイドが残る？
まぁ血は繋がってないので2人が一緒になるのは大丈夫なんだけど
父親よりもロイドへの愛が上にならないとなぁ

とにかくイレーネがもう泣かないようにして欲しい
イレーネの(涙)は辛いし重い
そして魔女という汚名をなくして正しく伝えていって欲しい‼️
イレーネは愛していた人達のために命かけたんだって❗
でもサルトが人形になれたなら
きっとずっとイレーネと一緒に異界の地に居てくれたんだろうけどね…
たぶん一番思ってくれてるのはサルトだから

イレーネ…どんな形であれ幸せになって欲しい

皮肉すぎる

1番は歳をとらないってすごい！じゃないけど、1人で耐えてきたのに皮肉なものだなー！思い出す過去が悲しすぎる

でぇー！！

妹の代わりに 生け贄になったのに、もとの場所(妹家族)には魔女呼ばわり？存在自体を無かったことにされたら たまったもんじゃないな

ビジュアルがいい

このマンガおもしろいしキャラクターのビジュアルがものすごくいい。綺麗すぎておもわず見惚れてしまいそうになる。

無料分だけ

無料分だけ途中まで読みました。
主人公は養女で、妹が危険な地へ行かされるのを身代わりになるのですが…周りがなかなかに酷い。
しかも、身代わりで行ったのに魔女とか言われるようになってたし…家族はいったい何してるの？
まだ核心に触れるような話まで読めていませんが、主人公に何も救いがなくてなんだかなぁと思います。

ヒロインかわいそうすぎますが、その分キューンとします。ヒロインを不幸にした原因である義妹やヒーロー、悪い人ではないので怒りのやり場ないですが、みんなで幸せになってほしい。義妹とヒーローの息子が、王女へのプロポーズの為に、ヒロインが唯一の味方として未明の地に携えた意志もつ聖剣を奪いに来ますが、その後の二人の惹かれ合う感じもすごく良いです。

未明の地の番人という名の生贄にはからずも選ばれてしまったロザリー。彼女を行かせたくなくて、プライドも何もかなぐり捨ててあちこちに頭を下げたブライト。ロザリーの母のように最初から「あなたが代わりに行って」とウィステリアに言えなかったのは、自分の気持だけだったのかそれともロザリーのことを思ってのことだったのか。結局ウィステリアにロザリーの身代わりを頼んだブライト。その真実を知るのはブライトとウィステリアのふたりだけ、そしてウィステリアが亡くなるという前提があればやはり、「ウィステリアは罪人として追放された」というのが傷つく人間が一番少なくて済むという…ブライトはロザリーを幸せにすることでウィステリアへの償いをしつつ、「人殺し」の十字架を一生背負っていくのかなと思うと、なんともやるせない。この先ブライトがウィステリアの生存を知るときが来るのか、その時彼は何を思うのか…ブライトの息子とウィステリアの関係はどうなっていくのか、宝剣サルティスの行方は？そして物語の着地点はどうなるのか…気になることだらけです。