5.0
実話
たしか山崎豊子さんが 長い時間をかけて中国で取材して書かれた実話だったと思う。当時、中国での取材は困難で山崎さんだから出来た。小説を読み、ドラマも見ました。簡単に言えば、当時に生まれなくて良かった。二度とこの様な時を避けなきゃならないのに、今現在 世界は狂ってる。世界平和は来ないのかなぁ。この作品は 読むべきです。内容殆ど忘れてしまったので 読み進めます。
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たしか山崎豊子さんが 長い時間をかけて中国で取材して書かれた実話だったと思う。当時、中国での取材は困難で山崎さんだから出来た。小説を読み、ドラマも見ました。簡単に言えば、当時に生まれなくて良かった。二度とこの様な時を避けなきゃならないのに、今現在 世界は狂ってる。世界平和は来ないのかなぁ。この作品は 読むべきです。内容殆ど忘れてしまったので 読み進めます。
戦争に巻き込まれた子供が力強く生きるストーリー。
序盤、自分の力では何もできず運命に流される姿は見ていて苦しいです。
中国人からしたら日本人はそれはそれは憎いと思いますし、差別されるのも仕方ない環境だと思います。
それでも命を粗末にしてはいけない、と懸命に生きる姿を見ていると涙が出ます。
今よりも命を失う機会は多かったからこそ、命の大切さを感じている・・・というのが身に染みて分かる漫画でした。
昔、父とドラマを見てました。
確か、上川隆也さんが主演で妹役が歌手の永井真理子さんだったと思います。
未だに印象深くて忘れられない作品です。
まさか、めちゃコミで漫画として再び再会するとは…
最近はやってはいませんが、小学生の頃、毎年同じ季節に残留孤児の方々が来日しテレビで肉親を探す番組をやっていました。
その頃はよくわからなかったけど、その数年後に大地の子のドラマを見て、すべて繋がり、同時に悲しくなったことを憶えています。
戦時中を知っている方々が少なくなる中(特に満州に渡った方達)戦争を知らないこれからの子供達にも読ませたい作品だと思います。
子どもの頃 ドラマを すごく入り込んで観ていた記憶が残っていて
未だに時々『もう一回観たいな』と思っていた作品なので迷わず読み始めました。
内容はうろ覚えだったけれど、
ドラマの最終回で
上川隆也さんが 雄大な自然を見ながら『大地の子です。』と言っていたシーンだけはしっかり覚えていて
漫画でそのシーンをまた観ることができて嬉しかった。
戦争の悲惨な歴史を知ることができる貴重な作品です。是非読んでほしい。
無料連載を決めためちゃコミさんに拍手です。
私も、ドラマを見て原作を読破した一人です。
原作者の取材力の深さ、作品への思いの強さが、戦争を知らない若造さえ魅了した作品でした。
原作のエピソードはどれも強烈で、現代の私たちでは顔を上げて強く生きることなど不可能に近いようにかんじたものでした。
それでも、出自を恨むことなく、中国も日本も見捨てることもなく、実の親にも育ての親にも誠実な姿勢を崩さなかった主人公の強さにただただ胸打たれました。
この作品のコミカライズは、やってくれてありがとうと、拍手したいくらいです。
原作は本当に素晴らしいのですが、山崎豊子先生の作品は、読み手の気力体力もっていかれます。それだけのエネルギーで書かれたものとは思いますが、強すぎなんです。
どちらかといえばさっぱりとしたこの絵柄なら、原作のパワーを削ぐことなくストーリーを味わえると思います。
そしてなにより私が忘れたくないと強く思うのは、主人公が中国ではエリートの部類の教育を受けることが出来た幸運があったとはいえ、国に対してもの申すことなど出来ない一人の庶民だということです。
いつの時代になっても、戦争を起こす人間は一番安全なところにおり、戦火に巻き込まれて理不尽な思いをするのは力なき庶民だということは、繰り返される負の歴史だと思うので。
初回からドラマを見て、原作も何度も読んだ作品で、
思い入れがあります。
まさか漫画でしかも無料連載でお目にかかれるとは
思っていなくて、毎日楽しみに無料で読みました。
一心が妹あつこと再会するところから胸が熱くなって、ラスト3話前まで課金して一気に読み進めてしまいました。
一心は第二次世界大戦後の中国残留戦災孤児として育ち、日本人であることで、幼い時から中国で大変な辛苦を負わされます。しかし、本人のとびきり優れた資質と中国での養父母の深い慈愛や心ある友人達などに助けられながら、中国の公務員としての職を得、中国人としての幸せをつかんでいきます。
思いがけない妹あつことの再会、そして悲しすぎる別れ、会うことは無いだろうとあきらめていた日本の実父との再会。日本の父は戦争ですべての家族を失った悲しく寂しい人格者。
中国の養父母は命をかけて一心を守り爪に火をかざすような暮らしの中で良い教育をとひたすら慈愛に満ち、一心を育てます。
ラスト実父との初めての旅で、中国の雄大な山河の
景色の中で、私は中国の大きな自然の中で育った
大地の子です、という一心の実父への日本への訣別の
言葉を語るシーンは、ドラマのシーンが鮮やかに蘇り涙が溢れて止まりませんでした。
絵も原作に合ったやさしく透明感のある素朴な絵柄で
とても良かったです。絵柄が原作に合っている点も
素晴らしく、感動いっぱいに読めました。
めちゃコミ中で1番のおすすめ作品です。
子供の頃、中国残留孤児の方々が日本に帰国し家族に再会するというニュースをTVでよく観ていました。
中国残留孤児になるまでの歴史的背景、生き別れになるまでの悲しく辛い経緯をこの作品で改めて思い知りました。
というのもニュースでは「何処どこで生き別れ…」とあっさり伝えられていたので。
いや、子供だったからあまり理解できていなかったのかもしれません。
でもその当時の中国の経済・政治の遅れは子供ながらに感じていました。
ドラマ化もされた作品だったのですね…
機会があったら一度ドラマと原作の両方を見てみたいと思います。
ドラマ、原作読みました。展開をよく存じているにも関わらず課金してでも続きを読んでしまうくらい、大変な取材量で作成されたこの作品は魅力的です。
細かい描写は多少カットされていても、大筋がまとまっており、展開も早くて読みやすく、登場人物もドラマを意識して作成されております。皆さんに見てほしい漫画。子供の頃、ドラマを見たときは松本所長はいつか中国で暮らすのかなと思っていた。しかし物事はそんな単純なものでもなく、とにかく戦争に犠牲となった子どもたちと親、民族は今もきっとあって、引き裂かれたものは新たに結ぶ縁があったとしても、二度と埋まることはないという現実を感じさせられます。
山崎豊子さんの戦争三部作の一つです。
この作品の前に書かれた「二つの祖国」「不毛地帯」も名作ですが、この「大地の子」は戦後中国の歴史を知ることにもなり、また中国という広大な国の空気、人々の懐の深さを知ることのできる良作です。
原作もドラマのDVDも持っています。
山崎豊子さんが当時の国家主席から、取材に際して言われたことが1つ。「中国を美化する必要はない、ありのままの姿で書くように。」
そして出来上がった作品は当時の中国政府全面協力の下NHKによって日中合作でドラマ化された大作です。
私は当時学生で、中国関連の授業の教授が中国人に大地の子の感想を聞いたら「中国人はあんな酷いことしていない」、実際の残留孤児に感想を聞いたら「あんなものじゃない、もっと過酷だつた」と口を揃えて言っていたそうです。
私が子どもの頃は一年に一度くらいのペースで残留孤児の方々が肉親を探しに日本に来ていました。NHKのニュースで毎日のように名前や出身地、推定年齢や手がかりになる物や顔などを一覧にしてアナウンサーが読み上げていました。
みんな人民服を着ていて中国語しか話せないけど記憶がしっかりあり、両親の名前までわかる人もいれば、自分の名前もわからない、ただ日本人らしいと聞かされて育った人もいました。
残留孤児が中国人養父母に育てられ、引き取り手によっては一心のように深い愛情をかけられた人もいたし、一心の妹「あつこ」のような人もたくさんいたでしょうし、自分が日本人であることすら知らずに中国で大人になって亡くなった方もいたでしょう。
そんな方々の姿に想いを重ねながら読んで欲しい作品です。
平成時代にドラマ化された作品でドラマを観て戦争の悲惨なコトを感慨深く観た作品でした 俳優サン達の熱演に引かれて毎週ドラマ視聴していました 当時のソ連(今のロシア)が条約を破って侵攻して来て逃げ惑うしかなかった人々とか…戦争がもたらす悲惨な状態をドラマを通して知り…というところから残留孤児の方のお話でも有ったので主人公サンが出会った中国の養父母サンのあたたかい愛情とかも有ったりで…ホッとしたのも束の間…日本人…というだけで理不尽&過酷な境遇に送られたり…何れも戦争がもたらした所以…とかを感じた作品を今回
コチラの配信のマンガで改めて拝読して今のロシアのウクライナ侵攻が早く終わってほしい…と思いました 毎日無料連載で
読み進めさせていただこうと思います