ふしぎの国のバード
- タップ
- スクロール
- 作家
- ジャンル
- 青年漫画
- 出版社
- KADOKAWA
- レーベル
- HARTA COMIX
- 配信話数
- 150話まで配信中(47~49pt / 話)
- タグ
あらすじ
ディスカバー・ジャパンーーこれは、古き良き日本文化を取り戻すための物語。時は明治初頭。東京から蝦夷まで、地図なき道を旅したイギリス人がいた。その名はイザベラ・バード、冒険家。彼女の目的はただひとつ、滅びゆく日本古来の生活を記録に残すこと。通訳の伊藤鶴吉をひとり連れ、日本人すらも踏み入ったことのない奥地への旅が、今はじまる!漫画誌ハルタの実力派新人・佐々大河。初のコミックスは、日本の魅力を熱筆した旅物語!!
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ユーザーレビュー
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漫画だからこそ読みやすい
原作の『日本奥地紀行』を読んだことがあります。原作でのバードのイメージは日本に興味があるが変に日本を神格化せず、フラットな視点で物事を見ようとするクレバーな女性。当時の日本文化を西洋的視点で頭ごなしに否定するような事はせず、全てを受け入れて自分なりに咀嚼した紀行文はとても読み応えがありました。
漫画のバードは若々しく明るく元気なキャラクターでとっつき易い。通訳の伊藤は原作では「英語力には少々の難あり。何か企んでいるようにも見えて完全には信頼は出来ない」という人物評でしたが、漫画では何でも出来るツンデレ・スーパーマン的な扱い。まぁその方が漫画的には話になり易いでしょう。ストーリー展開もテンポが良く、サクサク読めます。漫画を読んでから原作を手にしてみるのもいいかもしれません。by 温泉河童- 5
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5.0
原作を読みたい
たまたま出て来たこの漫画。イザベラバードなる名前は聞き及んでいたので、興味を持って読み始めた。これはおもしろい。とても興味深い話で、通訳の伊藤は努力の人で、自分でノートを作ったり、色々な外交手腕等全て自力で身に着けた。こんな人がこの時代にもいたのだと思うと、今の恵まれている時代に塾行けないから勉強ができない、とかのたまわっている輩にこれを読めば❓と言いたい。やはり「天は自ら助くるものを助く」のだ。伊藤に感心する事ばかりではない。イザベラバードさんも、子供の頃より脊髄に病を抱えて来て絶望の中にいた頃から解き放たれて、痛みを抱えながらも世界を旅して…決して観光ではなく、命がけで旅してありのままを自分の目で見て伝えている。こんな素晴らしい話に出合わせてくれて感謝です。取っ付きやすい漫画だったからこその始まり。是非原作を読みたいと図書館で借りた。
by たまごお寿司- 0
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4.0
日本文化を調査するためにやって来たイギリスの女性研究者と、通訳の日本人青年の冒険物語です。天真爛漫な日本文化オタクのバードさんも魅力的ですが、通訳の青年が内面的に綺麗な人です。貧しい生まれの設定ですが、日本人として他国の人の前に出して恥ずかしくない、礼節保たれた人物として描かれています。青年側には、異性に対する淡い感情が感じられるものの、2人の間には友情に近い繋がりはあれど、恋愛が展開する気配はありません。清潔感のある関係性が、薄く色気を醸している作品です。実在の研究者の物語ですが、実際の来日時は、この作品のように若い独身女性ではなく、ご年齢がもっと高かったようですが…。バードさんの、他国の文化をリスペクトする態度に、真のレディの姿を感じます。
by there- 0
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4.0
当時の日本のリアルを描いてくれている
ファンタジーでよくある、「寒村の住人ですら身綺麗にしている」ということがなく、思わずゾッとしちゃうくらいボロボロの人々を描いていたりします。もちろん、興味深くて美しい日本文化もたくさん。主人公のイザベラにすごく共感できます。現代社会を生きる私たちもまた、異国人イザベラと共に不思議な国を旅することができる物語です。
by kite-tako- 1
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5.0
貴重な漫画
貴重な旅行記の漫画化と聞いて、読み始めました。日本の昔の姿がリアルに描かれて、とても面白いです。いい所も悪い所もしっかりみれます。
特にこの巻は、戦で、村をボロボロにされた民のその後の姿が描かれていて、考えさせられます。by ミーにゃんこ- 1
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5.0