スマイリー
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あらすじ
愛娘を不慮の事故で亡くしたフリーライターの鴨目友司。絶望した彼は妻にも去られ、抜け殻のような日々を送っていた。だがある日勧誘に来た見知らぬ宗教団体「心笑会」のチラシが彼の運命を変える。そこには音信不通の妻の姿が映っていた…。これは信仰と狂気の物語──。邪悪な笑顔が招く教団の黒き闇とは。戦慄の``新興宗教``サスペンス始動!!
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みんなのレビュー
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カルトを巡るあれこれ
この世で最も嫌いなもののひとつがカルト宗教である。
だからもう、主人公がそれに立ち向かうという設定だけで、私は全力で応援してしまう。
妻をカルト教団から取り戻すなんてもう、感情移入の度合いが激しくなりすぎてヤバい。
本作の主人公は、一見すると何かイマイチやる気のない感じが、逆にリアリティーがあってよかった。
たぎるほどの正義感とか、燃え盛る妻への愛とか、そういうものをストレートには描いておらず、かなり抑制した描き方をしながら、その根っこには譲れないものがちゃんとあるのだ、ということが伝わる。
私はそういう表現というのが好きだし、特に「大人」に向けての作品は、そうであるべきだとつくづく思う。
カルト教団の造形も、まあ、いくぶん漫画的な誇張というか、「いくら何でもそりゃないだろ」というところはあるにせよ、その薄気味悪さ、躍動的な嫌悪感を撒き散らす様は、なかなか面白かった。
余談だが、最近「カルト・オブ・ザ・ラム」という「カルト教団の教祖になる」というゲームをやって、これがたいそう面白かった。
カルト宗教大嫌い、なのに、カルト教団の教祖になるゲームは嬉々として遊べる。
人間の(私の)こういう柔軟性というかいい加減さというか、実に興味深いし、恐ろしい。
「自分だけは大丈夫」なんて思わずに、肝に銘じて生きていかないとね。
いや、マジな話。by roka- 61
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5.0
怖いけど
怖いけど気になりすぎて読んでしまう!
妻を救いたいと入会するけど、どうなるのか…
妻も救って欲しいと思っているのか、もう染まってしまっているのか気になります。
生まれつきの信仰とはまたちがい、カルト宗教のようなものは顔つきが変わっていきますよね。
友達でも久しぶりにSNSでみたらなんかへんな団体(トレーダー系)に入っていて顔や雰囲気が変わっているのは何人かみてきました…。
まずは無料だけ読んでみます!by タイティー- 3
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5.0
タイムリーな話題な気がします。
まだ無料分を読んだだけですが、宗教団体で一般社会から断絶させようとするところは、危ないですね。
かと言って、宗教が悪いわけじゃない。
人間の哲学に基る事だから、宗教は大事だと思います。
悪い組織はそういう人間のこころの隙に入ってくるんだと思う。
正気を取り戻した人が、首切られる(文字通り)とかにあったんじゃないかな?
フィクションだけど、あながちリアルだと思います。by ノン1234- 3
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5.0
宗教も洗脳装置
純粋な宗教ってあるんでしょうか?全て洗脳なのではないでしょうか。と言ったら、全ての宗教に属する人たちから非難を浴びそうですね。しかし、考えてみてください。洗脳、誘導、崇拝させる、崇める、それ自体がおかしいのではないですか?つまり、集団になればなるほど一つの声に集約されるのです。キリストもブッダも、そんな事言ってないんですが…集まった人達によって、祭り上げられ崇拝されてしまった。一人一人が、正義を示しあい、ルールを設けた。質素な家、菩提樹の下で、単に瞑想や無私の祈りを捧げていた人とは、まるでレベルが低すぎる。
by はなはなまるころ- 2
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5.0
スマイリー
タイトルと表紙を見て、気になって読みました。
最初から不気味というか薄気味悪い笑い方の人たちが登場。
笑っているのに、気持ちがわるい笑顔。
新興宗教とサスペンスなんて、続きが気になって仕方がないです。
あの覇気のない主人公が、どう立ち向かっていくのか。
正義感ではなく、ただ奥さんを探すためっていう動機が良いですね。
周りにも何人か、ハマってしまった人がいるので
興味本位で団体には近づかないようにしようと思います。
洗脳って、本当にあるんだな・・・って思っています。by Victoria&- 1
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4.0