みんなのレビューと感想「本好きの下剋上 第二部」(ネタバレ非表示)
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5.0
喪失が始まる
「下剋上」の通り、マインの身分は上がっていく
そして上がった分だけ大事なものを失う
そもそも第一部からして
若くして命を落とし、
たくさんの知識を授けてくれた母親とは永遠に別れ、
便利な生活もなくし、
いつ死ぬか分からない体に押し込められるという喪失から始まっているのだけど
この話の優れているところは
現代日本人(の中でもかなり博識な)の知識と、
平民どころか貴族ですら敵わないレベルの魔力で、
まるでチートにならないところ
チートそのものは発生しているけど、チートした分の代償が必ず描かれてチートを選択することができなくなる
・怒りに任せて魔力で貴族を傷つければ家族もろとも処刑
・期待される以上の魔力や知識を差し出せば既得権益から身柄を狙われ
・やっと活版印刷まで辿り着けば「平民が貴族の領分を侵せば潰される」と釘をさされ
・賢さを見せれば危険な存在でないかと疑われ
平民でありながら貴族待遇の巫女になれるという下剋上で始まる第二部は
完全に「生まれながらの貴族」の身分に偽装するという更なる下剋上の結末になる
それはつまり、マインという存在を死なせてしまい、家族と別れ別人になることを意味する
知識しか持たず、しかも人生の途中から放り込まれた別世界で、虚弱な体を抱えながらマインが一部をかけてやっと手に入れたささやかな絆
第二部だけでなく、三部でも四部でも、マインの身分が高くなり事業が大きくなるにつれて
第一部で築いた絆が邪魔になってしまい、その絆を手放して喪失していく話でもあるby 午後3時の通りすがり-
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ファンタジーものの定番
まさにファンタジーものの定番作品でした。題名も良く考えられていて思わず惹き込まれて読んでしまいました。
by 花形みつる-
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話の続きが気になり過ぎて
結局、課金して最終話まで読み切りました。
マイン本人の話だけではなく取り巻く環境、果ては領主一族の身内の争いまで繋がっていたとは。
マインは巻き込んだのではなく巻き込まれた方でしたね。
神殿内の最終決戦は溜まりに溜まった鬱憤を晴らすかのようなフェルディナンド様の一方的で圧倒的な魔力を見せつけてくれて、読者はスッキリ爽快気分です。
マインの害意ある者を跳ね飛ばす魔力の盾も格好良かった。
フェルディナンド兄がジルベスターとは、落ち着き具合から逆だと思っていたので意外ではあったけど。
実の家族とは、名乗り合いは出来なくなったけど会うことは出来そうだし、一番気がかりだったデリアも処刑は免れたからマインにとっては善い方向に落ち着いた気がする。
一部も二部も完結していないのは気になるけど、本来の目的の本作り達成までは先が長そうなので、第三部も楽しみです。by ご隠居さん-
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無料分129話読みました。
大好きなシリーズ!無料分増えて嬉しいです。
だだ漫画はシリーズ同時進行なのが順番に読めないから残念です。by 乾杯乾杯乾杯-
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面白かった
とても面白かったです。テレビアニメを見ていたので、声優さん達の声が読んでいる時に聞こえるように感じて良かったです。
by 雪坊-
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だんだん、いい感じ
世界観になれていけば、いろいろ登場人物も個性的で、次はどんな事が起きるのかな、と楽しみになります。
家族も、素敵ですby フリーれん-
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この世界では魔力が重要。
なので魔力が高い人は狙われたりする。
魔力が高い貴族は(ほぼ)傲慢で理不尽な要求も当たり前。
そういう世界は日本人からすればひどく不自由に感じる。by ichiro.o-
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第二部からぐっと本好き〜の世界観が広がる
神殿に入るまでの話は序章だったのではないかと思うくらい第二部からぐっと本好き〜の世界観が広がっていく気がします。
下町にはベンノとベンノ化が進んでいるルッツが、神殿には神官長がいて、それぞれ暴走するマインを叱り導いてくれている感じが好きです。
原作を最後まで読んでから神官長にフォーカスを当てて見ていくと、なるほど色々納得しますね。
二度三度読んでも楽しめる作品だと思います。by あいうえおアイウエオ-
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無料分
第1部は全部、第2部は無料分だけ読みました。
1部よりも2部の方が世界が広くて、とても面白く感じました。by ゆなほし-
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面白い
このシリーズはどこを読んでも本当に面白いです。転生ものの漫画はよくありますが、主人公が本好きで魔力もち ということだけで、こんなに 壮大な世界が広がることに驚きです。
by eeeooo-
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