みんなのレビューと感想「大蛇に嫁いだ娘」（ネタバレ非表示）（4ページ目）

不思議

不思議ですが面白いです。最後に大蛇様が擬人化すると良い感じにスッキリするかなと思いました。希望ですが。

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大蛇様に人間の娘が嫁に行くお話から。
始まりから、ある家族の娘ミヨさんを生贄にする様な村人たちが、他人事で許せなかった。ミヨさんのお父さんが、ある事件の犯人に仕立てられ生贄の候補になった。実際には無実でありながら、村人は、自分の娘でなければよい訳で、ミヨさんのことを案ずる人は弟の渉くんだけのようだった。
見たこともない大蛇さまに嫁ぐミヨさんの気持ちを考えると、作品に描かれている通りになるだろうと思う。でも、大蛇さまはミヨさんが嫁に来てくれたことが嬉しい様子があって、妻を大切にし続ける大蛇さまに少しずつミヨさんの気持ちは変化する。
やがて2人の間に子供が生まれ…。ミヨさんは幸せな様子で子育てをしている。子供の特徴はそれぞれ違いがあり、蛇と人間との間で生まれたことで、これからもまだ沢山の試練があると予想してるけど、作者さんがいつも感動的な展開にしてくれるので、続きが待ち遠しい作品です。
とてもおもしろい作品ですが、自然を食すことが苦手な方は注意が必要かな。

とても面白いです。内容も濃いです。どうかみよに幸せに。あんけいの過去も気になる。とても面白い内容の濃い、タイトル通りのお話です。

ラブストーリー

異色な純愛ストーリーです。大蛇も主人公も孤独が共通点。夫婦となって徐々にお互いに惹かれあっていくのがいい。

独自の世界が切り拓かれている。

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異類婚姻譚という、昔話のスタイルを踏襲しているにも関わらず、凄く斬新な漫画です。例えば夕鶴のように、基本的には人の姿で夫婦関係を築く物語ではありません。人間の女性を娶った大蛇は、喋る事ができるという事以外は、普通に蛇としての生態を持っていて、冬眠したり、脱皮したり、イノシシを丸呑みしたりしています。夫婦として暮らすだけでなく、子どもも生まれて、家庭を築いてまでいます。漫画に限らず、こんな物語に出会ったことがありません。山の主の大蛇と、その大蛇に嫁いだ女性の生活、というファンタジー設定を、生真面目に現実的に描写したような作品で、自然の中で生きることや、異形の姿で生きること、コミュニティからはじき出されて尚、人の中に居場所を求める心など、重く、壮大なテーマを、ときに残酷に、時にユーモアを交えて描いてあり、驚きます。凄い！

深い愛

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普通に考えて成立しない愛情ですが、お互いに抱えた過去や孤独を埋めるように惹かれ合うミヨと大蛇、でも越えなければならない障害や壁がたくさんあって…なお話
タヌキの八兵衛が緊張をほぐす良い緩衝材になっています。

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ミヨも大蛇様も悲しい過去を持っていて、どちらもそのせいで体に傷があります。
ミヨは最初、大蛇様を恐れ、気持ちが悪いと思っていました。
しかし、次第に心を開き、ミヨの弟が来た際には、大蛇様との暮らしは幸せと言っています。
また、たまに出てくる狸の八兵衛さんが面白くて、個人的には八兵衛さんが1番好きです❤️

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大蛇は見た目恐ろしいですが、読めば読むほど素敵でユーモラスな旦那様で、私もこのような大蛇様なら嫁ぎたいと思えました。

何とか時太郎も幸せに

感情の豊かな時太郎には自分がヘビという事で周りから疎まれる存在だと自覚して寂しく辛い思いをしています。とっても良い子なのに読んでいて辛くなってしまいますがどうかいつか友達ができてくれますように。

おもしろい

繊細な描写で、続きが気になります。
大好きな人に早く会いたくなるような、キュンキュンがずっと続く気持ちになるお話です！