【ネタバレあり】悪魔侯爵のあぶない執愛～婚約はカラダから!?～のレビューと感想

五話(半分)読んで、うーん？？？ってなってます(苦笑)
胸コンプレックス令嬢✖️胸フェチ侯爵について描かれてる割には、なんかあっさりで半分過ぎましたw
新婚1週間、初夜はキスだけ、むしろ顔も合わせてない？？という清い展開
それで世界観もあるから一概にはいえませんが…思うところ…
新婚初夜に主人に愛されない女主人の立場って弱くならないの？という心配(普通蔑ろにされたと怒るのでは?とか、使用人から侮られるのでは？とか)
侯爵は軍師との事ですが、仕事が立て込んで、食事すら満足にとれないくっそ忙しい時期に、わざわざ結婚する意味ある？…その、理由が薄すぎるという謎
…それから(全年齢なのでコマすっ飛ばして)夜会に行って、元婚約者がこれまた彼女がくつろぐベランダに(多分彼女を探してまで)嫌味を言いにくる必要性…？？
などなど、これ、あと半分で帰着できる？？ってなってますw
何を描きたかったのかよくわからないけど、この時代考証の胸フェチやコンプレックスをきっかけのTLなのですが、全年齢になった途端、君は素敵だという言葉も薄っぺらいものに思えてきて、たぶん…なんだろ？物足りないかな？と。。。
課金するにはちょっと弱いと、私は感じます
なので、もう半分で離脱します。

作者様ありがとうございました♡

主人公は男性からみたらすごくスタイルがいいのですがそれがコンプレックスとなり自分に自信がもてませんが愛でかわります。

最終的にはメリッサを溺愛、というかたちで終わったのですが。最初はメリッサの胸目当てとハッキリ言うグレイ侯爵にあまり良い印象ではありませんでした…。え？今？？というタイミング、馬車の中で手を出したり、最後の悪者を捕まえた時だって、捕らえられて怖い思いをしたメリッサとその後に行為に及んだりと、意図のわからない言動がチラホラ。
絵もあっさりとした感じで感情がわかりにくく、ちょっと残念でした。

胸好きな変態…？って思うぐらい、最初は胸だったけど、ちゃんと中身も好きで安心した（笑）
せっかくの初めてがあんな流れになったのは、勿体無く感じました。

良かった～

自分に自信のないヒロインが愛されて、自分からも気持ちを伝えることが出来て良かった。
侯爵の気持ちも回収しているから安心して読める

ありがち、でも、総合評価は良かった

今までもこの手の物語は数々存在していましたが、メインヒーローのグレイ様が非常に良く、本作品の好感度を上げました。

●あらすじ
ヒロインは、胸が大き過ぎる事を揶揄されてきたコンプレックスから、自分に自信がなく、消極的な性格になり、猫背になり、社交の場から遠のいていた。
そんな折、侯爵グレイ様と偶然知り合い、胸を誉められ毛嫌いする。
だが、実はグレイ様にはある思惑があって、わざと「胸褒め発言」をしていた。
すったもんだあり、最終的には甘々溺愛。というか割と序盤から溺愛。

●個人の感想
ヒロインは活躍も成長もせずただグレイ様に愛される存在なので、人によってはこの部分で好き嫌いが分かれそうです。
私個人には、「これまで辛い思いに耐え忍んできた」事へのご褒美展開として、活躍や成長がなくても嫌な感じなく読めました。
ただ、胸をコンプレックスに思ってきたにしては、割とすぐグレイ様に胸を全開で見せたり、夜会に付いて行ったのは、話数が少ない中でももう少し拒絶があっても良かったかも。赤面して恥じる表現はあっても少し違和感がありました。

対してグレイ様は、女性向け漫画にしか存在しないであろう正解中の正解を突き進む王道ヒーロー。そりゃあ最高でした。
難を言えば、以下2点はひどいけど。（グレイ様ではなく作者がひどい。グレイ様がそうせざるを得なかった”もっと明確な”理由付けをして欲しかった）
１、わざと言うにしても出会い頭に言うのは酷いセクハラ発言
２、ヒロインに事前説明なく誤解されるように遠ざける発言

でも、作者が作品内に散りばめた細かな設定、絵柄、言葉尻から感じる載せたかった思いが感じ取れたので、読後感は「あー、良かった♡」と満足感を得られる甘々の良い作品で好きでした。