4.0
読み返しに時間が掛かった作品
この作品はそれまでの奥田先生の作品に比べるとグッとシリアスさが増します。結構重めな上下巻で読み返し迄には結構時間が必要でした。。。でも、それでも胸に響く忘れられない大事な作品です
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この作品はそれまでの奥田先生の作品に比べるとグッとシリアスさが増します。結構重めな上下巻で読み返し迄には結構時間が必要でした。。。でも、それでも胸に響く忘れられない大事な作品です
めっちゃ泣いた〜
ミチはさ、リマインダーに残したことしか知らないから凄く自分だけを責めてしまうのが辛かった。灯さんだけが辛いんじゃないし、そんな未来は想像しなかった?何があっても相手の人生を丸ごと受け止められないなら結婚なんてするべきじゃないし、勝手に傷付いて下さいって思う。
事故前の記憶はミチの中に永遠に残るから恭一を好きだった事は忘れる事はないけど、夢見てた未来に一緒にいられるのはやっぱり恭一の覚悟が全てだと思う。
私もね、悲しかった事傷ついた事、覚えてなくていいよって思う。ただ隣にいてずっと2人で、恭一を忘れないで愛し合っていられるなら、それで良いじゃんって思うよ。
切なくて苦しくて
思いがあるから大切な人のことを
一番に考えて…
最善の未来を選ぼうとしても
やっぱり諦められない…
無料分の5話までですが読ませてもらいました。うーん、まだ5話だけじゃよくわからないですね。続きが気になりました。
まだ全部は読んでいないけど!
序盤からこれはどこにいきつくのか、誰の何が幸せなのか、きっと全部読まなきゃわからないんだろうなと、ドキドキしながら読み進めています。
21歳と現在を毎日繰り返す道夫と、学生時代からずっと側に居る恭一。
主役の2人だけじゃなく道夫のお父さんやアカリが物語を盛り上げていて、後半は目頭が熱くなりました。
一見切なくて優しい話ですが、毎日事故前の記憶に戻ってしまう道夫にとっては毎朝見るリマインダーが現在に戻る唯一の手段。
そのリマインダーを書き換えてしまうと道夫の記憶から消えてしまいます。現に想いが通じ合った翌朝にはアカリの存在が消えてます。(恭一の望んだ通り?)
道夫には今後周りの人達に謝り続ける人生より笑って過ごして欲しいという優しさからだと思いますが、裏を返せば道夫の意思に反して自分の思い通りの道夫に書き換える事が可能だなと、少し怖くなりました。
レビュー等を確認せずに読み始めたので…びっくり度が半端なかったです。そして、糸井くん~の作者様だとわかり、物語の緻密さに納得いきました。ただのBLではない、偏見なく人に薦められる作品です。
無料だったので、読んでみました。
わけがわからなかったので、無料分でらやめようと思っていましたが、レビューを見たら深そうなお話で興味が湧きました。
2人の幸せが想像できない。いや、幸せかもしれないけど。記憶を溜めれない生活が想像出来ない。ミチに幸せになって欲しいと心から願う。涙が止まらない。
もうハラハラしっぱなしでした!
新しい記憶を覚えておけないという障害を負った受けの心の機微の表現が素晴らしくて。
本人にその気がなくても振り回されてしまう周囲の葛藤ややるせなさもヒシヒシと伝わりました。
そして感動エンドでしたが、余計なお世話とは思いつつ、「おじいちゃんになったときこの2人はどうなるんだろう」と考えずにはいられませんでした。
そんなことを考えてしまうくらい、リアリティのある身近なストーリーに感じました。