【ネタバレあり】悪女は変化するのレビューと感想（11ページ目）

周囲から誤解され、嫌われていた者同士が結婚し、本当の愛を育んで行くお話です。
主人公は誠実で気品と威厳がありますが、悪女と言われ身近な人からも蔑まれ、妹は聖女と呼ばれていますが、自由奔放で管理能力０の自分が可愛い頭の中お花畑のお子様。
主人公とその妹への周囲の反応は、主人公の夫の敵であるアルンデルの魔力によるものでした。
主人公の夫も誠実な人柄ですが、敵を倒す実力が有りすぎて、周りから恐れられていました。
色んな試練に直面しながら、本来の自分達の姿を見てくれる良き友人達にも恵まれ、ハッピーエンドに。
残念だったのが、妹は最後まで自分が可愛い人で、他人に感謝するという気持ちが持てなかった事。
妹の婚約者だった陛下も、妹に振り回された挙げ句、善意で誰も彼女を知らない土地へと送ってあげた優しい人。目立たない役だったけど、陛下はこれから幸せになって欲しいなぁ。

好きな作品です。

レンとエルザが徐々に惹かれあって、結ばれていくところが好きで、最後まで読んでしまいました。

それにしても妹がかなり最悪でビックリです。勘違いが酷すぎる。

主人公がひたすらかわいそうでしたが、だんだんと結婚相手に幸せを感じていくとても楽しいおはなしとなっています。

きっと色んなキャラが出てきてストーリー展開があって…なんだろうけどプロローグで完結してるなと思いました。

苦難に負けない2人の変化に目が離せない

互いに私情を捨てて公の立場のみで生きてきた2人の心の変化に目が離せない。
そして、自分が1番素晴らしい女性と勘違いしている妹。ホント読めば読むほどイライラする大っ嫌いなキャラクター。最後は私の望む通りになってスッキリしたわ‼︎

少しづつ読んでます

寒い冬の季節に向かう時に結婚式を挙げるのも、これからのお話しの展開から必要な流れなんですね。２人の子どもは素晴らしい力を持っていそうですね。

悪女と呼ばれていた姉が嫁いだ先の国では皆に愛され、自国で皆に愛されていた妹が魔法の力が無くなり悪の力を逆に手に入れ悪女になっていきました。妹がホントにバカでやられたときはスカッとしましたが、ボロボロのまま生き残る姿は哀れでした。

悪女

本当はとても優しいお姉さんなのに、それに気づけずわがままな次女。今までのお姉さんの思いや、まかされていた仕事は誰がやるのでしょう。お姉さんがいなくなってから気づくのでしょうか。

気になる!

まだまだ伏線があるので気になって仕方がありません。きっと無料が終わったら買い続けることになるのでしょう。面白いです。

全話読み終わって、タイトルを考えてしまう…果たして悪女とはエルザのことなのか、リリエルのことなのか？はじめはアルンデル魔法のせい、と思ってましたが、決着までを読んで父親の結末は納得。付き合わなきゃならなかった母親はちょっと不憫。リリエルは自分が声高に言ってた環境に置かれてようやく理解したようだけど、根っこの甘ちゃん部分を自覚しない限り、過去を夢見て今を嘆く生涯になりそう。王子とエルザにチャンスは与えられたのにこの結末、すごく考えさせられました。弟くんは地道に頑張ってるみたいで、最後にエルザ達家族と再会したのがちょっと感動しました。