【ネタバレあり】飲み会に行くだけの簡単なお仕事ですのレビューと感想

落ちるとこまで落ちたらどう？

水上透は薬科大生。
…透という名だけど女子です！
親の会社が突然倒産し学費の支払にも困る。居酒屋とコンビニバイトの掛け持ちするも体力は限界。そんな時に華憐のSNSで高級バッグ自慢等見て羨ましく思っていたが華憐から
〈飲みに行くだけの高額バイト〉に誘われる。

怪しいと思いつつ、嫌ならやめればいいかと一度試しに。本当に簡単に高額が手に入った！
今まで我慢して地道に稼いでたバイトは馬鹿らしくなり辞める。
さあ、蟻地獄の始まりだ～！
よくある話なのか？
こうやってどんどんハマっていく…

実は、華憐はパパ活５人！
簡単に高額稼げる！金銭感覚麻痺して身体売ってるのに判断つかず。行為は犯罪だが自覚無し。
大切なものを失って、心がすり減っている事に気付かない。
身を削りホスト通いの華麗だった。

タワマンで月５０万月３回程度会うだけのパパ活どう？と提案された透、
〈私に対する正当な価値〉と思い始める。
わ～～麻痺麻痺！
自称ドクターの寺門とランチ、高級バッグ。
彼の手慣れたセレブ扱いを受け感覚麻痺。
彼氏の翔の誕生日にも飲みバイト優先。
お誕生日お祝いに高級店予約し高級品プレゼント。金欠なのに？
マナー知らず普段着の翔を馬鹿にしイラつく透。お誕生日に散々な目に遭う翔は本当にお気の毒。
勝手に感覚が変わっていったのは透だし翔は悪くない！

華憐のSNSで翔の誕生日にバイトしてた事が翔にバレて別れる。
服装も清楚から派手になっていく透。
寺門に彼との別れを話しホテルへ。
独りよがりなベットのやり方をされ、お金を渡されショックで受取拒否！
透はまさか自分は彼女だとでも思っていたのか？

飲みバイトで薬盛られ記憶を失う。
反省して翔と和解。えっ？有り得ない
翔いいのかこんな女！　翔いい人過ぎる！

薬科大ってバイトできない位勉強しないと卒業試験合格しないしそこ通過しないと国家試験も受験できないのに…
まだ片足突っ込んでる感あり。薬盛られて記憶無い時に動画や写真撮られて脅されて、一生怖いそっち系の人たちに働かされる、そんな事もあるのでは？薬漬けとか臓器売買、病気…。
一度味わった高揚感は蜜の味。
若くて少々可愛かったら変態セレブどもから、ちやほやされる。
高級バッグを捨てない所から今後もまた繰り返す可能性あり。
とことん落ちるとこまで落ちないと判らない！
かも知れない。

無料分のみですが、、

無料分しか読んでませんが、そこそこリアルな現実ですよね。
今のところカレンちゃんが主人公の容姿を悪く言ってなかったり、彼氏も優しいのかな？って感じで明らかな腹黒がいないのは読みやすいです。
まぁ最後の寺門さん怪しいけど、

内容も絵もリアルな分、彼氏の頼りない雰囲気とか主人公の容姿には好みが分かれそう、、
表紙の絵に惹かれて読み始めたので、実際中身の絵は想像と違いました。

簡単なお仕事だけど

簡単なお仕事だけど
こうやって失っていくんだなーって思った
いろんなことが麻痺してわかんなくなって落ちていくんだ

勉強のために大学行ってバイトにあけくれなきゃダメなんて…奨学金つかえば社会人になってからの支払いあるし大変だね大学生がんばれー

あそこまでいってしまうと彼とより戻すのは難しいのかなあと思ってしまいます。最後まで読んだけどその先をつい考えてしまうかなあ。

透、実家の事情はあったとは言え、背伸びしておかしなバイトして、だまされて堕ちるんだろうけど、近くにいてくれてる彼氏がいるのにね。

絵が下手とかアンチコメントが多いけど、そんなに下手か？とは思う。作品も登場人物それぞれ人間のいろんな部分を表現しているし、おすすめの作品。

そこまで？

レビュー低いから読んでみた。
絵は確かにこなれて無い感じは受けましたが、そこまでじゃない。
ファンタジーのコミックなんて同人誌？みたいなの多いしね。
連載まもなく低レビューで営業妨害された漫画の一つといった感じ。
話は貧困女子っぽい、現代日本のおかしな制度の被害者って感じで良かったですけどね！

すごい

パパ活とは何か、また何が問題なのか考えさせられた。素朴な主人公の心の移り変わりに、他人事ではなく感情が揺さぶられた。

最後が

最後まで読みました。
ショウくんの視点で、読んでました。
変わっていく彼女。傷ついていく彼女。

ショウくんが助けて、それであっさり終わり…

なんかここまで読んだのに、一悶着あるとかではないのか〜と少し物足りなさがあります。

彼女がショウくんに助けられ、電車内で「体を売ったことは秘密にする」と考えているところも、その後何かあるのかな〜と思うと、何もなく、すぐ完結してしまった。
そのような伏線？のようなものを感じるところはたくさんあったのに、あまり拾わず終わり…
勿体ないストーリーだったと思います