【ネタバレあり】君を愛した10年間のレビューと感想

この作品は別の所で読みました。とても良い作品だと思っています。でも切なくて苦しくて哀しくて苦しくて。ハピエン厨には耐えられない苦しさです。
でもどこか美しさも感じさせられる気もするんです。儚さでしょうか。
ああだったら、こうだったらと思うこともありますが、どうしようもないことも上手くはいかないこともあるんだと思ってしまいます。それでも、こうなって欲しかったと思うところもあります。
1話ごとにコメント出来るようになったので、個人的にはその思いはコメント欄に各話毎に書き込みたくなるほど語りたくなる作品です。
未読の方は無料分だけでも是非読んで、出来れば最後まで読み進めて欲しいです。
読み終えて切なかったり苦しかったりするけど、大切な人を自分は今大切にしたいなと改めて思わせてくれる作品だと思います。

これはBLですか？
こんなBL漫画があるなんて。
まるで韓流ドラマをそのまま見ているようです。
とにかく切ないです。
誰も幸せになれない、きゅんも、エロもないですが、ハマります。
読み終わって、数日思い出しては切なかったです。
でも、誰かと思いが通じ合う奇跡、そしてそれがどんなに幸せなことか、好きな人と何気ない日々がどんなにに大切か、永遠なんてことはないのだから、だからこそ今、大切な人といる日々を愛おしみながら生きていきたいと思える作品です。
切なすぎるからマイナス１です。

恋は愛に変わり、愛は…

現在配信中の41話まで読みました。

高校時代に大恋愛をして恋人になった二人。
10年後も二人は一緒に暮らしていたが、いつのまにか一人は外での仕事や男遊びに夢中になり家に寄りつかないようになっていて、一人はそれを知りつつ難病に冒されたことを言えずに苦しんでいた。そして、病院の医師は、そんな彼に好意を寄せ…。

時間とともに恋が愛に進展し、その愛に甘えて外遊びを繰り返す男。そして、絶望しつつも愛ゆえにそれを甘んじて受け入れてきた相手。
いびつな形に変形した愛は、これからどうなってしまうのだろう。

悲しい結末が見え隠れしますが、病気の彼が、芯が強く、すべてを受け入れているように見えるところが救いです。斎藤医師の明るさも救いですね。

人を愛するということはどういうことなのか、考えさせられる作品。
人それぞれ愛し方、愛の形は違うもの。それゆえに相手を傷つけてしまうこともある。
それが許せる範囲であれば関係性を続けていけるのだろうし、そうでなければ終わらせるしかないのだろう。
一度しかない人生、それぞれに悔いのない生き方を貫いてほしいもの。

やるせなさの極致

10年以上恋人の浮気に耐えに耐えてきた主人公が、自分の不治の病もあってついに関係を断ち切り去った途端に浮気ばかりしていた恋人が、自分の10年間の冷酷な仕打ちを嘆き反省して、主人公を取り戻そうとする。時間は取り戻せないという事実を無視して…。恋人はそんなに反省するならなぜ軽薄な浮気を繰り返したのか私にはさっぱり分からないが、この二人は到底元のさやに納まることはないことだけははっきりとわかる。さらに死にゆく主人公を愛する別の人が現れて、これでもか、というほど辛い愛情模様が繰り広げられるこの作品はやるせなさの極致が味わえる。

愛はあったのに

愛の形が変わっていくのは、しかたがないのかな。
涼生の知念に対する仕打ちが酷くて、目を背けたくなりました。浮気を重ねて、バレたと知ったら、浮気相手を清算する時も、酷いやり方で一方的で、涼生のどこがそんなにいいのかわからなかった。時間を費した分、今まで掛けてきた愛情とかがあればあるほど、別れるのに分切りがつかないのだと思う。
知念は一人で死ぬ覚悟をして、涼生の元を去ったけど、斎藤先生に支えられて、最期の時を斎藤先生の腕の中で逝けて良かったのかな。最後の言葉は、涼生との夢を見ている言葉の様で、斎藤先生は、それを聞いて、やるせなかっただろうな。
来世は、約束通り知念と先生でハッピーエンドになってもらいたい。
涼生の浮気相手の智くんも可哀想な最後で、涼生に出会わなければ良かったのにと、思ってしまいました。
好きな気持ちは止められないものですね。

泣ける…

他の方のレビューを見て、見るの躊躇ってたのですが無料話が終わると次が見たくて見たくてあっという間に完読でした。
んー、ハピエン好みとしてはやっぱり悲しくて苦しい…
亡くなってしまうのはそんな抵抗はないんだけど、知念くんそんなに最後まで涼生くんを思っていたのならもう少し思いの丈をぶつけ合ってほしかったかな。ま、涼生は自業自得の結末でしょう。

もしパラレルワールドがあるとするなら医師になった知念と斉藤先生が同僚になって恋人に…って感じかな。来世は先生と幸せになってほしい。

ずっと読みたかったから

５話で知念が言った言葉が鍵なんだと思いました。

知念を傷つけた涼生への罰が出て行った日から会えなくなったってことなのでしょうか…
今世では涼生だけというのを知念が思ってのことでしょうか…
涼生のことを嫌いにはなりたくない思いがあったのでしょうか…

知念の思いはわからないですが、一緒にいた時はどうであれ、最後は涼生の心は知念でいっぱいになれましたね。一回でも会ってたら違う未来だったのかもしれません。

涼生は自分勝手で最低だけど、最後まで斎藤先生を好きにはなれなかった。

せつないなぁ

最後まで会わずにさよならする事が知念にとって最後に相手にする愛情の復讐だったんだろうか？
何とも切ない話で、誰も報われない、誰も幸せになれないストーリーでした。
知念にずっと恋して、最後まで知念に愛してもらえなかった先生も、自分の浅はかな行動で本当に愛してた人に最後は会えずに一生会えないまま別れた男も、最愛の人に看取ってもらえずに天国に逝った人も…
誰もハッピーエンドじゃなく、切ないまま終わった物語でしたが、一気に読んでしまいました。
これほど切ないストーリーはないでしょう。

何でだろう？不思議？!

涼生、知念が本当に好きなら、何故、智や他の人達と寝る？まして、知念を抱いている時に、智の名前を出す？それって、遊びじゃなくて、少なからず、好きなんじゃないかなぁ～と思うよ。それなのに、いざとなったら、智の事を捨てるし、知念の気持ちもわかるよ！なにが、知念は俺から離れない何て言葉が出るんだよ！!最後には、逢いたい何てむしがよすきだよ!!だけど、二人の気持ちは、わかる気がする。とても、心に残る漫画だったなぁ😢

泣きました

別サイトで気になり、全話読みました。
過去の話はあまり描かれていませんが、同級生同士で付き合い始め、知念は家族や進学の夢を捨てて、涼生と生きていくことを決めます。
諸事情で引き継いだ会社を涼生に譲ると、涼生は会社を大きくさせつつ、浮気を繰り返すようになります。必ず自分のもとに戻ってくると信じて、待ち続ける生活を続けた、付き合い始めてからの10年目、知念は自分が重い病にかかっていることが分かり…というところから、物語は始まります。
昔のように涼生と過ごしたくて、知念は思いを伝えますが、涼生は気づかずにいます。そして、周りから指摘されて、初めて知念の気持ちの変化を知るのです。
知念が男性でBLの世界観だからこそ、余計に切ないのだと思います。おそらく、もし知念が女性だったら、物語としては今ひとつだと思います。
月末はアンハッピーですが、最後がわりとあっさりな気がします。もう少し余韻が残れば良かったと思ったので、星を減らしました。