【ネタバレあり】高丘親王航海記のレビューと感想
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はるか遠い国について、思いを馳せる登場人物が、ロマンティックだなあと思いました。個人的に天竺について考えさせられる。
by 存在と時間- 0
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3.0
高丘親王
平城天皇の皇子であり嵯峨天皇の皇太子にたてられたが、薬子の乱により廃されます。11歳でした。その後出家し空海の弟子となり、晩年天竺を目指し消息不明となります。澁澤龍彦の作品を読んだときは船出の場面が美しかったです。
謎めいた気の毒な皇子の生涯を近藤先生らしい妖しいタッチで描いていて面白いです。by じゅげむのすずかけ- 0
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5.0
原作そのものの透明感
澁澤龍彦さんの原作自体が漫画向きだと思っていました。
エロティックなのに、どこか透明感あふれる美しさ。
近藤ようこさんの絵はぴったりで、この不思議な物語をさらに魅力的にしてくれています。
親王が飲みこんだ真珠は死のモチーフ。親王は咽頭がんで亡くなった澁澤龍彦さんその人なのですね。
秋丸(春丸)がとにかくかわいくて大好きです!by hanamilk- 0
3.0